「クラウン・ロイヤル」は、トヨタの「クラウン」シリーズの高級感と乗り心地、高い実用性を兼ね備えた高級セダンタイプの自動車です。このクルマは、1974年の5代目「クラウン」において、最上級グレード「ロイヤルサルーン」として登場したのが始まりで、1991年より4ドアハードトップタイプのものを「ロイヤルシリーズ」として展開が開始されました。スポーツ性能を追求した「アスリート」に対して、「ロイヤル」は格式高い位置づけとなっています。12代目となる「クラウン」の2003年12月発売モデルは、「ゼロからのスタート」をテーマに、主要なコンポーネントが一新されており、夜間時に近赤外線カメラで検知された車外状況をヘッドアップディスプレイに投影する「ナイトビュー」の他、「インテリジェントAFS」「マイナスイオン発生装置」など当時の先端技術が積極的に採用されています。なお、2018年の「クラウン」のフルモデルチェンジに伴い、「アスリート」とともに「ロイヤル」の名称は無くなっています。2016年8月発売モデルのグレードに関しては、「ロイヤル」「ロイヤルサルーン」「ロイヤルサルーンi-Four」などが用意されています。4ドア・乗車定員5名であるこの車両は、高級セダンとしてフォーマルな仕上がりとなっているほか、衝突回避支援型プリクラッシュセーフティやレーダークルーズコントロールといった先進安全機能が備えられた「Toyota Safety Sense P」が標準装備されています。ボディカラーについては、標準色として「ブラック」「ダークブルーマイカ」「シルバーメタリック」「ダークレッドマイカメタリック」が用意されているほか、メーカーオプションとして「プレシャスシルバー」「ホワイトパールクリスタルシャイン」が設定されています。※記載の文章は、2018年10月時点の情報です。