トヨタ「ベルタ」は、同社「プラッツ」の後継車種として、2代目「ヴィッツ」を基に開発され、2005年に販売が開始されたコンパクトな4ドアセダンタイプの車両です。このクルマのデザインは、全長4.3mに収まるようにプロポーションのバランスを決めた後にデザインが行われるなど、こだわり抜かれています。なお、2006年には、グッドデザイン賞を受賞しました。また、取り回しの良いコンパクトなボディでありながら広い室内空間が確保されています。2011年8月発売モデルでは、新たにブレーキオーバーライドシステムが標準装備されました。グレード設定としては、標準仕様の「X」、上級仕様の「G」、さらに「X」に花粉除去機能を備えたオートエアコンなどを装備した「X Lパッケージ」がラインナップされています。ボディカラーには「レッドマイカメタリック」や「シルバーメタリック」などが用意されています。なお、このクルマは2012年に車種体系の統合がなされ、販売が終了しています。※記載の文章は、2018年8月時点の情報です。