「デボネア」は、ビックでワイドなボディが存在感を示すセダンです。AMG社の手が加えられた国内唯一の車となっています。初代モデルは、22年に渡って基本設計やデザインをリニューアルすることがなかったため、「走るシーラカンス」と通称されていました。5m超ボディの架装リムジンである「デボネア150」も用意されています。なお、2代目のみ「デボネアV」という名称で呼ばれました。1992年10月発売モデル「エグゼプティブIII」は、全長4975mm、全幅が1815mmに設定されています。3.4LのV型6気筒エンジンを搭載しており、260馬力を発生させています。駆動方式はTT、トランスミッションは4ATとなっています。なお、「エグゼプティブIII」は、リムジン仕様のベース車となっています。