「N-WGN」はホンダの大ヒット作であるN-BOXなどの「Nシリーズ」のひとつとして発売されている、トールワゴンタイプの軽乗用車です。このモデルは軽自動車の新しいベーシックを目指しており、「毎日使うクルマだからこそ、運転中の負担や不安は少しでも減らしたい」というホンダの想いを随所に感じさせます。また、居住性や安全性、燃費性能、デザイン、走りなどあらゆる要素を高い次元で備えたモデルとして機能や装備が充実しているのが特徴。N-WGNは現代の軽自動車のスタンダードともいえるトールワゴンタイプですが、万人に愛されるクセのないその外観は、すっきりした見た目の中にも親しみや愛着のわくデザインになっています。アイボリーとブラウンを基調としたインテリアは、使い勝手と居心地のよさにこだわるだけでなく、乗員が楽しい時間を過ごせる空間が広がっています。「N-WGN」は頭上スペースこそN-BOXほどの余裕はありませんが、それでも頭がつかえて困るという場面はないでしょう。リヤシートの乗員が足を組めるほど前後のスペースも十分で、前後のスライド機能による調整も可能です。さらに、高いボディ剛性による安定した走行性能と、乗員を保護する安全性を高い次元で両立しています。搭載されるエンジンは2種類の658ccエンジンです。NA(自然吸気)モデルでも日常的に使う車として十分な性能ですが、ターボエンジンは1Lエンジン並みのトルクを発生させるためパワーに余裕があり、特に高速道路の巡航時はゆとりをもって走行できます。トランスミッションには、動力の伝達効率に優れ変速ショックの少ないCVTが全グレードで採用されました。ターボ車にはパドルシフトも備わるため、マニュアル車のような操作を楽しむことも可能です。駆動方式は車内スペースを広く取れるFFと、雪道で真価を発揮する4WDが選べます。安全装備としてはHonda SENSINGが採用された他、事故を未然に防ぐ予防安全技術としてさまざまな機能が搭載されました。主な装備としては、高い精度を誇る衝突軽減ブレーキや誤発進抑制機能などがあり、安全で快適な運転をサポート。衝突安全性能にも優れた「N-WGN」は、最高ランクの衝突安全性能評価を誇るだけでなく、前席の前左右、後部座席の左右に装備されたエアバッグが乗員を守ります。2020年7月発売モデルには「G・ホンダセンシング」「L・ホンダセンシング」「Lターボ・ホンダセンシング」などのグレードが用意されており、それぞれにFFモデルと4WDモデルが設定されました。「G・ホンダセンシング」と「L・ホンダセンシング」にはNA(自然吸気)エンジンが搭載され、「Lターボ・ホンダセンシング」には最大出力47kWのターボエンジンが用いられています。※記載の文章は、2021年8月時点の情報です。