「アクティトラック」は、ホンダから発売された乗車定員2名の2ドア軽トラックで、1977年7月に誕生しました。車名の「アクティ」は英語の「ACTIVE」から由来した造語であり、「仕事にレジャーにいつもキビキビ働いてくれる車」という思いが込められています。この車両は、セミキャブオーバーないしキャブオーバーのMRレイアウトが採用され、アンダーフロアに搭載されたエンジンにより、空車時でも後輪の駆動輪にしっかりと荷重されるため、安定した走行性を実現しています。2009年の4代目モデルで実施されたフルモデルチェンジでは、ホイールベースが先代モデルよりも短縮され、小回り性が向上した他、急勾配の段差において車体底面が地面をこすりづらくなりました。なお、このモデルは「平成22年度燃費基準+5%」を全車で達成しています。2018年1月発売モデルには、「TOWN」「SDX」「ATTACK」「STD」といったグレードが用意されています。このモデルでは、安全性能の充実に力を入れており、事故を未然に回避するアクティブセーフティの観点から、ドライバーのブレーキ操作を補助する「EBD(電子制御制動力配分システム)付ABS(4輪アンチロックブレーキシステム)」を採用しています。また、万が一の事故の際に乗員を保護するパッシブセーフティの観点から、「運転席用i-SRSエアバッグシステム」「3点式ロードリミッター付きプリテンショナーELRシートベルト」などを装備しています。※記載の文章は、2018年11月時点の情報です。