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本日はR56MINIの法定１２カ月点検になります。
ユーザー様との打ち合わせの結果、エンジンオイル交換のみとなりましたが
作業中の写真とは別にR56MINIでユーザー様でもチェックできるエンジンオイル漏れ、冷却水が漏れる箇所を記事にしていきたいと思います。
ユーザー様の参考になればと思います。

まずは、ご用命事項のオイル交換からスタート。
ドレンボルトを外してエンジンオイルを抜いていきます。

オイル排出。
前回の交換からそこまで走行距離は増えてませんが汚れていました。

オイル漏れチェック
ボンネットを開けてすぐ見える部分。
エンジンのヘッドカバー部分。エンジンの蓋になる箇所
エンジンの本体部分とヘッドカバーのつなぎ目部分にパッキンが装着されてるのですが
このパッキン部分が経年劣化で漏れてきます。
この車両は問題ナシでした。

続いてプラグホールのチェック。
こちらはボルト２本外してカバーを外さないと見えませんがよく漏れます。

オイルパンからもよく漏れます。
エンジンの底蓋の部分ですね。
下から覗いたら見えるかと思います。

オイルフィルターハウジングはパッキンがダメになってオイルや冷却水が漏れたりします。
直接本体部分は見えにくいですが、正面から下から覗いてオイルパンより上の部分からオイルや冷却水が漏れてたらここの可能性が高いかと思います。
ここから漏れてる場合は漏れたオイルがマフラーにあたって焼けた臭いががする場合もあります。

冷却水漏れチェック
サーモスタットハウジングはパッキンや部品の溶着部分から漏れたりします。
エンジンを上から見て右側にあります。
ここからの漏れはサーモスタットハウジングの下側に漏れた冷却水が水たまりのように溜まります。

ハンドルを左にきって運転席側の下から覗いたら見えると思いますが
ウォーターポンプもパッキン部分から冷却水が漏れたりします。
プーリーは劣化でヒビ割れてきます。
この辺りが湿っていたら冷却水漏れの可能性ありです。
簡単にチェックできそうな部分を抽出して記事にしてみました。
ユーザー様がご自身で点検される時の参考になれば幸いです。

点検作業に戻ります。
外したついでにブレーキダスト等でホイールが汚れていますのでお掃除していきます。

洗剤とブラシでゴシゴシ。
キレイにして車両に取り付け。
試乗チェックして問題なかったので納車となりました。
この度はありがとうございました。
またのご来店お待ちしております。

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