内張り外しで「エアーウエッジ」。エアバック式ジャッキは、力の入りずらい場所だと重宝します。パワースライドドアモーター取替。ニッサン：セレナ

電装系修理
日産セレナ

2024年03月22日 19:39内張り外しで「エアーウエッジ」。エアバック式ジャッキは、力の入りずらい場所だと重宝します。パワースライドドアモーター取替。ニッサン：セレナ

「パワースライドドアが動かない・・」と修理依頼です。お車は日産：セレナ。右側のパワースライドドア・モーターの、ワイヤーが切れてました。
私個人的には、あの重いドアを、あのワイヤー１本で、開けたり閉めたり引っ張るので、スゴイ仕事してるよね～と感心しております。と同時にヤッパリ、その使用状況や条件で、切れちゃいますよね・・とも思います。
その作業の中で、スライドドア内側の、内張り脱着が必要です。ボデーとの隙間の兼ね合いで、広範囲の内張りをコジって、クリップを外す必要が。どうしても、コジリ傷が付きやすい上に、力が入りずらいです。そこで、
空気袋のエアーウェッジ（エアバック式ジャッキともいう）を隙間に入れて、シュコシュコと空気を送り、広範囲の力で押し広げて行きます。
その様子はこちら↓↓

全体でボコッと、外れる感じがわかるかと。
早速、
運転席足元の、パワースライドのスイッチをＯＦＦ。不意に動くと危ないので。
テールランプと、スライドローラー部のカバーを取外し。
切れてる箇所は、ワイヤーの引っ掛けのチョット先になります。

今回は、モーターアッシ（ワイヤ付き）の良品中古（リサイクルパーツ）で対応。
メーカーや車種によって、ワイヤーのみ供給の設定がありますが、このセレナはセットのみ。新品は５.８万円。使用するリサイクルパーツは２万円以下でご提供となってます。
内張りを外したら、室内に乗り込み、モーターを取替ます。
取外すパーツは以外に多いです。が、メカニカルな事なので順を追って。