中古車販売　ハンドル擦れ　ステアリングホイール交換　スズキ　アルト｜車検・点検・修理のグーネットピット

当店からご購入頂く、中古車・仕上げの作業実績です。
現車（現物）をお客様と一緒に確認し、「気になる箇所」の追加作業を
ご相談、打合せします。
外装、内装、機関（事前にチェック）の状態説明を行い決めていきます。
内装は手荒に使用された訳ではありませんが、ハンドルの擦れが目立って
おり、私個人的にも気になりました。
ここは、ご予算１万円以内で何とかなるか？です。
新品のステアリングホイールは、￥２０,６００－で、予算オーバー。
リサイクルパーツで交換か、ハンドルカバーを取付るかの２択です。
ご購入頂くＡＮ様は、小柄な女性です。（身長は１５０㎝無いです）
おのずと手も小柄です。
ハンドルカバーだと太いかな？・・・などなど。
頼みの綱で、リサイクルパーツを検索しました。
何件かの内、山自販パーツセンターさんより連絡。
さすがです。
届いて納得の良品でした。いつもありがとうございます。
早速取替です。
エアバックを取り外すに当たり、バッテリーを遮断します。（アースで）
コンデンサーを放電させる為、しばらく放置。
（マニュアルでは９０秒以上放置）

運転席のエアバックは、
ハンドル裏側のサービスホールから、トルクスビス・２本で取り付いてます。
そこを緩めれば、パコっと取り外せます。
ハーネスとコネクタがあるので、慎重に。

エアバックのコネクタは、ロックが特殊？です。
ロックを起こしてから引き抜きます。
ほかの注意事項は、
エアバックを置く時は、展開する側を上側へが基本です。
万一作動した場合を考えると、確かにそうですよね。
サーキットテスターで、エアバック本体へ通電する事も危険です。

ステアリングホイールの取付ナットを緩めて取り外すのですが、
スプライン（ギザギザ）付きのテーパー勘合です。
グイグイすると外れる場合もありますが、今回はプーラーで。
スパイラルケーブルが残ります。
単体で回すと、ハーネスセンターがわからなくなるので注意です。
もしわからなくなっても、軽く２回転半づつなので確認はできます。

届いたステアリングホイールを折り返しで取付ます。
締め過ぎ注意なので、トルクレンチで。
ハンドルが綺麗になり、内装も悪く無いので、印象が１ランクアップです。
ＡＮ様にもご満足頂けなによりです。
この度は、車両のご購入ありがとうございました。

余談ですが、以前、
ハンドルがグラグラするとのご相談を頂いて点検したところ、ステアリング
ホイール側（ボス部）に亀裂が入っており「ゾッと」しました。
（割れると、ハンドルがズレますよね）
お客様ご自身でハンドル交換をし、不安なのでグイグイとナットを締めたとの事。
シャフトは鋼、ボスはアルミが現在の一般的です。
テーパータイプ勘合は、素材がアルミの場合は特に、締め具合も大事なポイント
かと思います。