ハイエース　チャージランプ点灯　オルタネータ取替

電装系修理
トヨタハイエースバン

2018年09月30日 20:26ハイエース　チャージランプ点灯　オルタネータ取替

「メーターのランプがイロイロ付いておかしい」
「エンジンも不調で、ワイパーも遅くなって・・・」
と自走でご入庫頂きました。
状況は、エンジンがやっとアイドリングしているレベルで
今にも止まりそうです。
お車はトヨタのハイエース・バンです。
イロイロな警告灯の原因は、バッテリーに充電がされない為、電気
による制御が出来なくなった為でした。
入庫時、バッテリーターミナル部の電圧は１０Ｖを下回っており
無事にたどり着けたのが奇跡に近いとお客様もおっしゃってます。
エンジンを一度止めたら再始動は出来ずで、ブースターでもセル
スタートは出来ずでした。（バッテリーに電気が喰われる）
では、一度バッテリーを充電してからとしましたが、過放電が酷
かった模様で、ＣＴＥＫ（シーテック）でも復活せずです。

ハイエース　チャージランプ点灯　オルタネータ取替

バッテリーを新品に取替しエンジンを始動。
工場に入れてメーターを確認した際の画像が冒頭のものです。
イロイロ点灯していた警告灯は消えて、チャージランプだけは
点灯しています。
バッテリー部の電圧を測定すると、１２Ｖを下回っているので
オルタネータのダイオード損傷（結局はアセンブリ取替予定）と
判断しリビルト品で対応します。
オルタネータが取付いてる箇所は、運転席のイスの下で、メンテナンス
フードを外して行く手順になります。
（４ＷＤの場合です。ＦＲの場合は下から出来るかは不明です）

ハイエース　チャージランプ点灯　オルタネータ取替

手順どおりに、
運転席シートを外し、フードを外し、エアコンのコンプレッサを
取り外します。（クーラーガスは回収しておきます。）
もし、メガネレンチがこの隙間に入ればガス回収は必要ないのか？
と思うのですが、諦めて作業を進めます。
エアコンコンプレッサが外れた所で、配管接続部にゴミ侵入防止の
養生をしておきます。

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