ウォーターポンプ交換　エンジン始動時異音｜車検・点検・修理のグーネットピット

お客様よりエンジン始動後ボンネット内部から異音、

走行時更に音が大きくなるとお話がありました。早速診断を開始。

大体の異音発生箇所を目視で確認

ウォーターポンプからクーラントの漏れ、結晶化が見受けられました。

走行距離から判断しても目安となる交換時期にさしかかり

お客様と相談し取替え作業行う事に同意して頂きました。

車の設計上、ウォーターポンプを外す前に必ずタイミングベルトを

外さなければいけないので基本的にご一緒に交換をお勧めします。

どちらも目安となる交換時期が一緒ですし、工賃もお安く済みます。

それでは作業にうつります。

まず初めにクーラントという液体を抜いていきます。

クーラントとは、車体のエンジン等熱を持つものを冷やす為の液体で

エンジンやラジエーターの中に満たされています。

この作業忘れるなんてことはないと思いますが、もし抜き忘れた場合

ウォーターポンプを取り外しした時に一気に流れ出しビタビタになります（汗

次に作業をするにあたり外すべきものを全て外していきます。

パワステ、オルタネーターとエアコンのベルト、プーリーのネジ等地道に分解し

やっとのことでウォーターポンプがお目見えですっ！

見つけてから抜き取る際に構造上『ずぽっ』とは抜けてこないようで、知恵の輪

状態になってしまいましたが最終的にエンジンの位置をを少し落とし

抜き取らせていただきました！

その後、取り付けは問題なくスムーズに進み、

タイミングベルトも新品に交換させていただきました！

そして組み付け完了しクーラントを入れていきます。エア抜き大事です！

そして緊張のエンジン始動の異音確認。ここで音が消えてない場合は

原因が他にあるということになりますし、タイミングベルトをしっかり張ることが

できていないと、悲鳴のような『きゅるきゅる』音が発生します

エンジン回転数上げていないので大きな違いとしては確認しずらいですが

最初の動画と比べると音が少し静かになり、ガシャガシャした音はなくなりましたね

車は様々な部品の組み合わせです。可能ならしっかり交換時期を見極め

部品が壊れ、他の箇所も壊れる前に前に交換する事が理想です