SUZUKI　スズキ　キャリイ　AGS　リコール　点検　作業　整備｜車検・点検・修理のグーネットピット

こんにちは！
みなさん、スズキのキャリイやエブリイのリコールはもうお済でしょうか？
AGSという、スズキのトランスミッションのリコールが発表されて４か月になります
内容といたしましては、AGSミッションの対象のお車を点検し、その結果に応じてAGSアクチュエータを分解、部品交換及びコンピュータのプログラムの書き換えとなっています
全てのお車が対象というわけではありませんが、放置することで最悪自走不能になることもありえますので、今一度リコールのはがきが届いてないか気にしてみたり、スズキのWEBサイトでのリコール対象検索にて簡単に調べることが
できますので試してみてください！

上がAGSアクチュエータで、これがトランスミッションについています
AGSアクチュエータが取り外されたミッションはまるでマニュアルミッションです
AGSとはオートギヤシフトの略で、早い話マニュアルのトランスミッションをそのまま流用し、人間の手足で行うギヤチェンジやクラッチ操作を機械操作により自動化してオートマチック化しているものです
一般的なオートマ車では、専用のオートマ車のトランスミッションを用いますのでそもそもの構造が違います
今回はその、ギヤチェンジやクラッチ操作を機械的に行っている部分がリコールの対象というわけですね！

作業内容は点検の結果にもよるのですが、試運転も含め長くても３～４時間程度になります
ただ、点検してから部品が到着するまで数日かかりますので、お預かりにて作業させていただきました

対象部品を交換するに伴い、マニュアルに沿って各部を点検、清掃しながらきっちり進めてまいります

こちらが新しい部品を組み終えたAGSアクチュエータになります
脱着の前にも清掃したのですが、泥汚れがひどかったので分解の際は更に分解部品を清掃
さらに、車両をすべて組付けてから改めて下回り全体の洗浄をサービスで行いました

交換作業を終えたら、マニュアルに沿って故障コードの有無の確認、アクチュエータの学習、コンピュータのプログラムの書き換えを行い試運転します
問題なく走行できることを確認し、最後に下回りを再チェックして作業完了です
大変おまたせいたしました！
当社はスズキの販売代理店です
新車・中古車の販売はもとより、修理等もお受けできますのでぜひご利用くださいませ