RENAULT KANGOO ルノー カングー オイル漏れ エンジン タイミング チェーンケースカバー 修理｜車検・点検・修理のグーネットピット

こんにちは！
大変ご無沙汰しておりました！夏バテ気味＆なかなかやることが多い日常に追われ投稿がすっかりご無沙汰になっていましたが生きていますよ！
今回はオイル漏れが激しいルノーカングーのオイル漏れ修理の様子をご案内します
さっそく見ていきましょう！

アンダーカバーが装着されている車にはなるのですが
カバーを外すと・・・あらまあ
あちこち滲んでる・・・というか滴ってますね
オイルパンも黒いフレームにも雫がつたつたと
放置してても漏れてるものが勝手に直ることは物理的にありませんので直していきます
漏れ箇所はエンジン前側のカバー
原因はタイミングチェーンケースカバーのシーリング不良によるものですね

タイミングチェーンケースカバーに到達するために、エンジン上側のフタの役割をする部品
タペットカバーを外します
輸入車あるあるですが、タペットカバー取り外しは障害となる部品でごちゃごちゃですので、ちょっと時間がかかります
とはいえ、今回は日産のエンジン(外国で走ってる日産車に使われている)ですので、特殊といえば特殊だけど、普通と言えば普通
みたいな、そんな感じです(笑)
外す部品点数がちょっと多いので時間こそかかりますが、そこまで複雑な作業でもないですね

そんなわけで、タペットカバーさえ外れてしまえばこっちのもん！
と、思いきや！ウォーターポンププーリーが微妙に大きいせいでボディとのクリアランスが狭くちょっとだけ難儀
エンジンを上げ下げしたりなど工夫して、ぎりっぎり外れてくれました
それさえクリアーすれば問題のタイミングチェーンケースカバーが外れてきます
まだ４万キロ走ってない車なんですが・・・ターボ車なのもあってそれなりの汚れです
オイル交換は定期的に行っておきたいところですね
というか、４万キロ走ってないのだから、年数さえもっと早ければ保証対応で無償修理できたはず・・・
んん～・・・

エンジン本体の状態もチェック
異常はなさそうですね！
外したカバーは古いシーリング剤を取り除き、きれいに洗浄しました
新しいシーリング剤は、ルノー純正ではなくWAKO,Sのガスケットメイクを使います
こっちの方が漏れにくいですし、これを使って再修理になったということも今のところないので安心の一品です
こちらを塗って折り返し！
復元していきましょう！

エンジン前側でも部品の脱着を伴います
ファンベルトが劣化してひび割れていたのはもちろん、比較的寿命が短いベルトテンショナーをアイドラープーリなど、同時に変えられるものは変えておきます
外すときに難儀したウォーターポンププーリも気合いで取り付けです！

スパークプラグも交換推奨時期なのでこちらも交換
寿命になるとエンジン不調になりますので、そうなる前の定期交換がおすすめです

タペットカバーなど、規定トルクにて締め付け
最後まで慎重に進めていきます

すべてを復元したら、エンジンルームを一度丁寧に洗浄しなおします
ある程度エンジンを掛けて、エンジンオイルなど漏れてこないか点検です
いいですね！
また、カバー脱着に際し消耗品も交換しておりますので、しばらくは安心できる状態かなと思います！
修理のご利用、まことにありがとうございました！