- エンジン関連修理・整備
- トヨタ ランドクルーザー80
- 費用総額:291,445円
- 作業時間:16時間
2026年03月05日 10:44トヨタ ランドクルーザー80 エンジンリアシール交換 エンジンフロントシール交換 オイルポンプガスケット交換 ベーンポンプOリング交換 クラッチ交換
今回は、80ランクルのエンジンオイル漏れ修理です。
漏れ箇所は複数ありました。
エンジンの前側クランクシャフトのオイルシール、オイルポンプのOリング、エンジンの後ろ側のクランクシャフトオイルシール。
さらにパワステのベーンポンプOリングです。
ミッションを下すことになりますので、合わせてクラッチ一式も交換してほしいとのことでしたのでクラッチディスク、クラッチカバー、レリーズベアリングとパイロットベアリングも交換します。
さあ気合い入れてやっていきましょう。
こちらはエンジン後ろ側のオイル漏れの状態です。
サービスホールカバーもオイルで変形しています。
カバーを外してクランクシール付近を触るとオイルに触れましたので確定ですね。
こちらは前側の漏れの状態です。アンダーカバーを外す前ですが、オイルポンプとクランクシャフトオイルシールからの漏れが確認できました。
リアクランクシャフトオイルシールを交換するにはもちろんミッションを下さないといけません。
室内のシフトレバーやパターンシフトレバーを外していきます。
シフトレバーは画像のリング状の部品を下に押し下げながら、ぐりっと回すとロックが解除されて抜けます。
金口のバルブみたいな構造ですね。
パターンシフトレバーはボルト4本でステーごと取れますが、リンクを外しておく必要があります。ピンでリンクのシャフトが留まっているので外しましょう。
それではプロペラシャフトを外しましょう。
前後ありますので、前後のプロペラシャフトの前側と後ろ側に位相ずれ防止の合わせマークをして外します。
スターターを外します。
バッテリーを外して作業しないとショートの危険があります。
今回は前側の漏れもあって、ファンシュラウドも外すので事前にバッテリーや周辺も外してあります。
マフラーの固定ステーや配線コネクターなどミッション下ろしに必要な場所をどんどん外していきます。エンジンごと傾くのでスタビライザーも外しました。
ジャッキでミッションを固定して、ミッションとエンジンブロックをつなぐボルトを外していきます。
マニュアルミッションなのでトルコンのことを考えなくていいのはいいですね。
ミッション上部はフロアに被ってしまうため、ミッションマウントステーをフレームから外し、エンジンごと後ろ下がりになっている状態でアクセスします。
それでもだいぶ奥側になるので、ながーーーーいエクステンションバーを付けて外します。
フロアとミッションケースとの隙間が狭いので、エンジンを後ろ下がりに傾けながらミッションを抜きます。
はずれたミッションです。
中がオイルですごいですね。
ミッション側のシールは漏れはありませんでした。
ここで今回、ここまで下すならということでしたのでクラッチ一式もご用命いただいておりますので同時に進めていきましょう。
クラッチカバーを外し、カバーとディスクを外します。
フライホイールが出てきたらパイロットベアリングを交換します。
リアシールを替えるのでフライホイールも外します。
フライホイールを外すとリアクランクシャフトオイルシールが見えますね。
- Before
-
交換前の状態です。
オイル漏れが確認できますね。
- After
-
オイルシールを交換し、清掃をします。
旧品と新品です。
フライホイールを規定トルクできちんと締め、クラッチディスク、カバーを取り付けます。パイロットベアリングとクラッチディスクのセンタリングは最重要ポイント。
これがずれるとミッションがエンジンにくっつきません。
確実にセンターを出して取り付けます。
クラッチカバーも規定トルクで締め付けます。
フォークやインプットシャフトのスプライン、ベアリング各部にクラッチグリスを塗布します。摺動部であり熱の影響を受ける箇所なので、専用グリスを使います。
ノックピンの有無の確認をして、ミッションを載せます。
クランクプーリーを正逆回転方向にガチャガチャすると、クラッチディスクのスプラインとインプットシャフトのスプラインが噛みやすいです。
無理に押し込まずしっかり位置合わせして、無理ない力でミッションを押し込むと綺麗に入ります。各部きちんと締め付け、外しておいたものを組付ければリアクランクシールは終了です。
続いて前側です。
ベルト、ファン、ファンシュラウドなどを外していきます。
安全に作業するために邪魔な個所は外します。
クランクプーリーのセットボルトはかなりのトルクでしまっている為、クランクプーリーホールディングツールで固定して緩めます。クランクシャフトの半月キーが落下しないように注意します。クランクプーリーが外れればオイルシールは見えるので打ち替えます。
画像右側のプラスボルトがオイルポンプです。
アイドラプーリーを外します。
オイルポンプは締め付けトルク自体は強くはないですが、固着はあることと、何よりプラスねじなので舐めたら文字通りお終いです。
潤滑剤を浸透させ、プラスソケットをハンマリングしながら慎重に力をかけます。
これが言うは易し。
本当に神経を使う怖い作業です。
外れました。
本当に良かったです。
Oリングを交換し、ずれないようにカバーを嵌めます。
そうしたら例のプラスボルトで締めていきます。
トルクは強くはないですが、緩いと漏れるし締めすぎれば舐めたり折れたりします。
しっかり固定し、規定トルクで締めていきます。
アイドラプーリーを取付け、クランクプーリーを取り付けて規定トルクで締め付けます。
続いてこちらも漏れがあったパワステベーンポンプのOリング交換をしていきます。
この型はベーンポンプをギヤで駆動するため、Oリングのの劣化でエンジンオイルがベーンポンプの取り付け面から漏れます。
エンジン後方からボルト2本で取り付けられているので、これを外すとごろっと外れます。
オレンジ色のOリングを交換します。
取り付けたのち、ユニオンボルトのガスケットとチェックバルブのOリングも交換いたしました。
パワステフルード注入後のエア抜きや冷却水のエア抜きもしっかり行って、全行程終了です。
ロードテストと、漏れの最終チェックを致しまして、作業完了です。
今回は漏れ箇所が複数でしたが、場合によってはクランクシャフト自体が摩耗し、オイルシールの交換では止まらないケースもあります。
エンジンオイルの漏れに心当たりがおありでしたら一度当店で状態の確認だけでもしてみてはいかがでしょうか。
対象車両情報
| 初年度登録年月 | 平成7年 | メーカー・ブランド | トヨタ |
|---|---|---|---|
| 車種 | ランドクルーザー80 | 型式 | E-FZJ80G |
費用明細
| 項目 | 数量 | 単価 | 金額 | 消費税 | 区分 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 工賃 | 1.0 | 42,000 | 42,000 | 課税 | 修理 | フロント側オイル漏れ |
| 部品代 | 1.0 | 8,340 | 8,340 | 課税 | 部品 | フロント側 各部品 |
| 工賃 | 1.0 | 98,000 | 98,000 | 課税 | 修理 | リア側オイル漏れ修理 |
| 部品代 | 1.0 | 1,650 | 1,650 | 課税 | 部品 | リア側 各部品 |
| 工賃 | 1.0 | 28,000 | 28,000 | 課税 | 交換 | クラッチ一式 |
| 部品代 | 1.0 | 62,350 | 62,350 | 課税 | 部品 | クラッチ一式 部品 |
| 工賃 | 1.0 | 21,000 | 21,000 | 課税 | 修理 | パワステ漏れ修理 |
| 部品代 | 1.0 | 3,610 | 3,610 | 課税 | 部品 | パワステ各部品 |
| 小計(課税) (①) | 264,950円 |
|---|---|
| 消費税 (②) | 26,495円 |
| 小計(非課税) (③) | 0円 |
| 値引き (④) | - 円 |
| 総額(消費税込) (①+②+③) | 291,445円 |
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- 4.95
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