ＲＸ－７（FC3S）　エンジン関連修理・整備｜車検・点検・修理のグーネットピット

オイル漏れ修理のご相談をいただきました。

FC、FDともにあるあるの症状です。

ロータリーエンジンに共通してオイル漏れの多い原因は、クランクシールからのオイル漏れ、そして、オイルパンとエンジンのすき間からのオイル漏れの２つ

今回は・・・

オイルパンは問題なさそうで、ミッションケースのフタの小さな穴からのオイル漏れがあるので、クランクシールからのオイル漏れが原因です。

さっそくミッションを降ろしていきます

ミッションを降ろすと、クラッチが見えてきました

フライホイールの後ろ側から、オイル漏れが見えます。

クラッチとフライホイールの一式を取り外していきます。

ステーショナリギヤという、エンジンの中央部分のパーツからオイルが漏れています

こちらが原因です。

黒色のゴムシールとその裏側にもOリングがあるのですが、今回はその両方を交換していきます。

まずは、ステーショナリギヤを取り外します。

Oリングは見えにくいのですが、下の画像のオイルが付着した部分のすき間にあります。

汚れているので、洗浄をおこないます。

洗浄したら、念のためにステーショナリギヤ本体の点検をおこない、問題がなければ、新品のシールを組み付けます。

ステーショナリギヤをエンジンに組み付けるまえに、エンジン側も綺麗に清掃をおこない、その後取付をおこないます。

あとは、すべてのパーツを元に戻して作業は完成となります。

今回、この作業以外にも、パイロットベアリングという部品と、クラッチディスク、クラッチベアリングも同時に交換をおこないました。


パイロットベアリングは、ミッションのシャフトが入る部分で、常に回転する場所になります。
指で回してみると、ゴロゴロと回っていたので、同時に交換をおこないました。


この度は当店をご利用いただき、ありがとうございました。
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