S15　シルビア　セッティング偏｜車検・点検・修理のグーネットピット

ターボの慣らしをおこなって頂き、セッティングの為に再入庫されました。

慣らしをおこなっている期間に、ブローオフバルブのご相談を頂いておりましたので、セッティングと一緒にブローオフバルブの取付をおこないます。

ターボを守るという意味ではブローオフバルブの必要性があります。
過給圧も上がれば、純正のブローオフバルブでは足らなくなりますので、強化品の取付をお勧めいたします。

エンジンルーム内への取付はスペースの関係上、無理でしたので、前回の作業で溶接しなおしたパイプ部分にブローオフバルブを取り付けることにしました。

HKSのNEWレーシングブローオフバルブです。
動作確認をおこなったら、車両にダイノパックを取付していきます。

エンジン本体はカムシャフト以外、ノーマル状態ということですので、今回はエンジンの状態と安全マージンを考え、400psを目標にセッティングをおこなっていきます。

コンンピューターはHKS　V-pro 3.4
ブーストコントローラーは、ブリッツのSBCです。

ブースト1.0kで400psは出せると予想しています。
ダイノパックで360psくらい

参考までに
ブースト1.5kで480psほど（ダイノパックでは420~430ps）

水温、吸気温度がかなり高い状態となってしまう為、何度か温度が落ち着くまで冷却ファンで下げます。

そしてパワー測定

パワー測定の結果は

馬力　386.83ps
トルク42.85k

ローラー換算で、およそ420馬力
ブースト１.0kでこの馬力なら、十分に早いと思います。

4000回転手前から、一気に加速していくのでサーキット走行では面白くなりますね。

次回はエンジン内部の強度をあげて、480馬力オーバーですね。

ちょころんさん、この度は当店にご来店頂きましてありがとうございました。
またのご利用をスタッフ一同心よりお待ちしております。

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