S15 シルビア　ターボ交換偏｜車検・点検・修理のグーネットピット

シルビアのタービン交換とセッティング作業のご依頼を受けました。

中古車で購入された状態から、すでに社外パーツが付けられており、ブーストアップ仕様になっていた車両です。

今回は、HKS製のターボキットを組むことになりました。
HKS　GT3ターボ本体
ウェストゲート
鋳造エキマニホールド
フロントパイプ

ノーマルのターボと社外エキゾーストマニホールドを取り外していきます。
エキゾーストマニホールドは、社外品に変更されておりましたが、HKSのターボキットでエキマニも新しく交換をおこないます。

ターボとエキマニを取りはずした状態の画像です。
オイルラインもメッシュホースに変更されておりました。

HKS製のエキマニを取り付けしていきますが、その前にターボ冷却用のウォーターホースに耐熱シートを巻き付けて、ホースの取り付けをおこなっていきます。

↑　HKS付属のウォーターホース

↑　このように耐熱シートを巻き付けておかないと、エキマニの熱により破損してしまうことがあります。
社外メッシュホースに変更をおこなうこともありますが、HKSに付属されていたホースを使います。

エキマニを取付てからターボを取付ていきます。

以前のターボとは、インテーク配管の取り回し位置が変わりますので、こちらも位置の変更をおこなうため、溶接加工で位置を変更します。

↑　もとのインテーク配管の状態ですが、少し右側にある純正のパイピングが通る穴を使いますので、その位置まで変更をおこないます。

角度、長さを変更し溶接しなおしました。
これで、取り付けることができます。

位置変更でパイピングが通りました。

元々取り付けられていたブローバイホースが、エキマニに接近していたので状態が心配ですので、念のために確認してみます。

↑一度、耐熱シートをめくってホースの状態を確認してることに。

やはり、、
かなり劣化が起きて、穴が開く寸前でした。

お客様に連絡を入れ新品に交換となります。

次にエアークリーナーを取り付けるための、配管を溶接して製作します。

ブローバイホースを接続する配管も溶接します。
ワンオフ製作です。

ターボ本体に取り付けて、エアークリーナーを付けるとこんな感じです。

他にも、すでに交換されていると聞いていた、ブーストコントローラーとインジェクターと燃料ポンプ、燃圧の確認をおこないます。
ブーストコントローラーは今回の作業でアクチュエーター式からウェストゲート式に変更した為、接続と設定を変更しなおします。

↑燃圧計を取り付けて、実際に測定をおこないます。

セッティング中にも、燃圧が下がらないか測定をおこなっていきます。

取付作業はここまでです。

次は、セッティング作業へと続きます。

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