S660 コンピューターセッティング｜車検・点検・修理のグーネットピット

今回も遠方より当店にご来店頂きました。
ありがとうございます。

HONDA　S660
フラッシュエディターの取付とセッティング、そして四輪アライメント調整をおこないました。

今回の車両は、インタークーラー、マフラー、エアークリーナー、キャタライザーが変更されておりますので、HKSのフラッシュエディターを使って、コンピューターの調整をおこなっていきます。

※画像は、フラッシュエディターと、レーシングプラグ

まずはプラグを交換します。

そして、ダイナパックの専用アダプターを取り付け、ダイナッパック本体を取付けていきます。

車両側のOBDを介し、フラッシュエディター本体に車両情報を登録します。
この作業をおこなうことで、フラッシュエディターはこの車両専用品となります。

情報を登録後、次はパソコンを使って、当社オリジナルデーターをフラッシュエディターに書き込み、もう一度、車両側に繋いでデーターをインストールします。

これで、セッティングの準備ができました。

アイドリング域から順に、アクセルを開けていき、各回転数でのセッティングをとっていきます。

インタークーラーが変更されていますので吸気温度に余裕があります。
この場合には、点火時期を少しずつ詰めていくことで、パワーはもちろんですが、加速時におけるアクセルレスポンスがとても良くなります。

無理に詰めすぎたり、吸気温度を無視したセッティングをおこなえば、ノッキングを発生させ、かえってパワーダウンという結果にもなりますので慎重におこなっていきます。

データーロガーを確認しながら、全ての回転域でデーター変更をおこなっていきます。

全域で問題が無ければ、一度エンジンを止めて、水温、吸気温度を落ち着かせたのち
、パワー計測をおこなってみます。

測定結果・・・

パワー74.54ps
トルク12.93kgm

ローラー換算で89.45psほどですね
この日の気温は少し高めでしたので、気温が低い時期にパワー計測をおこなうと90psが出せますよ。

これくらいパワーとトルクが出ていると、街乗りもしやすく、とても速い車になりますね。

セッティング後には、四輪アライメントをおこないました。
ダンパーはHKSの車高調が取り付けられておりましたので、こちらも考慮して調整をおこないました。
これで、パワーが出ても安定した走りが実現できます。



この度は当店をご利用頂きまして誠にありがとうございました。
またの機会も是非当店をご利用ください。
スタッフ一同心よりお待ちしております。

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