Ｔ様レクサスＩＳ－Ｆ納車整備スタート、まずはダッシュボードの新品交換から。｜車検・点検・修理のグーネットピット

３年くらい前に
ＧＤＢインプレッサをご購入頂き
各種作業のご依頼も頂いているＴ様ですが
新しく入庫したＩＳ－Ｆを気に入って頂き
今回お乗り換えとなりました。

ＩＳ－Ｆといっても
ノーマルのＩＳ－Ｆではなく
アイコードさんの元デモカーになります。

アイコードさんのハイカムや
チタンマフラー、
フルコンＥＣＵなど
「青鶴」と呼ばれていた
デモカーですね。

１０年くらい前に
静岡のお客様にご購入頂いて
ずっと大切に乗ってくれていた車両です。

少し前に買取で戻ってきて
今回Ｔ様の元へ旅立つ事になった訳です。

ＩＳ－Ｆも１５年ほど経過しており
定番のダッシュボード剥がれが発生しています。

ＩＳやＩＳ－Ｆだと
ダッシュボードの欠けなんかも
多いですね。

あとはダッシュボードの
ベタツキなんかも出てきます。

まだ展示準備が済んでいない状態での
商談でしたが
ダッシュボードは
新品注文する予定だったので
特に追加費用ではなく
基本内容となります。

ダッシュボード交換は
とにかくビス１本の取付忘れや
ハーネスの取り回し間違いがない事を
一番重要な内容として作業していきます。

当たり前の内容に聞こえますが
現実はビス１本くらいなら・・・、
みたいなお店も多いです。

ハーネスの取り回しについても
ダッシュボード交換出来ればＯＫみたいな。

そういった事が一切ないように
ダッシュボード取り外し直前の状態を
写真に撮って、

各部をすべて印刷、

コネクターにはすべてマーキング、
固定ボルトや
ハーネスクランプもすべて
取り付けされていた位置を
メモしてから外します。

ベース車両のＩＳでも多いですが
シフトパネルの、

ココが良く割れてきます。
新品に交換しておきます。

イルミバルブも
このタイミングで
新品へ交換しておきます。

エアコンのセンサーは
どうしてもホコリが溜まってくるので
このタイミングで
エアブローして綺麗にしておきます。

古いダッシュボードから
新しいダッシュボードへ
移植する部品をすべて移植していきます。

このあたりも
ビス１本絶対に付け忘れが無いように
外したビスや
ボルトはすべて部位ごとに
ケースへ入れて
確実に元に戻していきます。

ダッシュボードが外れた状態だと、

配線処理もしやすいので、

こういったエレクトロタップは
すべて撤去して
ハンダでの接続へ変更しておきます。

また不要なユニットや
中途半端に取り外しされてる配線なども
出来る限り
綺麗に処理しておきます。

配線処理などが済んだら
新しいダッシュボードを
組み付けしていきます。

こういった作業は
作業の早さはどうでもいいと思っています。

とにかく確実な作業をして
将来的にトラブルが
発生するような事が無いってのを
第一に考えるってパターンですね。