Ｓ様ＶＡＢ、車検のご依頼でひたすら各部の手直し・まずはＶＦＣの移設から。｜車検・点検・修理のグーネットピット

車検のご依頼を頂いた
Ｓ様のＶＡＢですが
基本的にあるショップさんで
フルノーマルから現状のブーストアップまで
手を入れてもらっている車になります。

まず結論から言うと
まぁ、いろいろアレですっていう結論です。

手直しするべき部分を手直しして
オーナーさんにアドバイスで終わるべき部分は
その内容をお伝えしておきます。

これは特にお店さんが悪い訳じゃないですが
ファンコントローラーが
助手席の足元に設置されており、

グローブボックスを開けると
ファンコントローラーに接触します・・・。

配線処理の仕方も嫌なので
オーナーさんと相談をして
グローブボックス内に移設します。

一度設定したら
強制スイッチ以外は基本的に触らないですし、
強制スイッチの必要性ってのは低いです。

いかにもココへ設置してくれという場所が
グローブボックスにありますね。
ただこの位置にファンコントローラーを設置すると
その奥にあるビスが外せなくなります。

アルミ板で取付ベースを製作して
ＶＦＣと取付ベースを固定、

アルミ板で取付ベースを製作して
ＶＦＣと取付ベースを固定、

Ｍ４のビスで
しっかりと固定できるようにしておきます。

なぜこちら側のユニットは
こんなにも斜めに取付されているのか・・・。

両面テープではなく
ビス固定だったので
どうしようもなく
このまま放置します。

取付ベースと
ＶＦＣ本体を両面テープで固定、

グローブボックスを車両側に装着、
ビスもちゃんと取付が出来るようになり、

最後にＶＦＣをビス固定で完成となります。

あまり余計な物を目立たせたくないので
ボックス内に設置できるユニットは
隠しちゃった方がスッキリすると思います。

オイルキャッチタンクの追加により
ウォッシャータンクが
タイラップ固定になっています。

せっかくいろいろな部品を
追加装着しているＶＡＢなのに
こういった手抜きは
かなり目立ちます。

アルミ板をカット＆曲げ加工して、

取付ブラケットにします。

単に既製品を取付する量販店、
自分で作業するＤＩＹ、
チューニングをメインとするチューニングショップ、
これらの差は
本来であれば明確にあるべきです。

量販店やＤＩＹであればＯＫであっても
ユーザーさんが
チューニングショップに依頼するのであれば
それ相応の仕上がりは大切です。

各部を見ていると
単に既製品を取説通りに装着しただけっていう
切ない部分が多々あったので
それらをこのタイミングで
しっかりとやり直すようにしていきます。