Ａ様Ｓ６６０、ブレーキフルードやクラッチフルードを交換と走行チェック。｜車検・点検・修理のグーネットピット

車検でお預かりしている
Ａ様のＳ６６０ですが
ブレーキ周りの点検が完了したので
フルード交換もしておきます。

結構よごれていますね。
真っ黒なフルードが出てきました。

以前にも書きましたが
フルード交換のタンクは
透明なペットボトルを使用しています。
排出したフルードの色を
ちゃんと確認したいからです。

市販のタンクは
半透明がほとんどで
排出されたフルード色が
見えづらいんです。

ホースも透明な物を使用する事で
排出中のエア確認が
しやすいようにしています。
なんか濁ったようなフルード色ですね。

しばらく続けても
なかなか綺麗なフルードが出てこないですが
ひたすら綺麗なフルードが出てくるまで
繰り返していきます。

クラッチフルードも交換していきます。
タンクは共通だから
「ブレーキフルード交換＝クラッチフルード交換」
って言う人もいますが
そんな訳ないです。

クラッチフルードの方が
さらに真っ黒でした。
まぁ、いつもの事です。

レリーズシリンダーが
奥まったところにあるので
インタークーラーのダクトと、

インタークーラー本体を外して作業します。

装着したままでも不可能ではないですが
確実な作業って事を考えると
たかがインタークーラー外しなので
外す事で確実な作業をするようにします。

ちょいちょいと切ない部分が見つかる車ですが
まぁ、なんというか
う～んって感じる部分が・・・。

サイドブレーキワイヤーの
蛇腹ゴムも
片側がこんな感じになってました。

別にいいんですよ、
中のワイヤーは守ってくれてますから。

でもオーナーさんとしては
切ないですよね。

１０年１５年経過して
こういったゴム部分が
上の写真みたいになってても
仕方ないねって思えますが
３年８，０００ｋｍでございます。

最近のホンダ車については
いろいろと思うところが
増えているように感じます。

確かに走る上で
困る事はないです。
知らなければ別に支障もない部分です。

でもやっぱり
どうなんだろうねってところは
感じちゃいますね。

最終、走行チェックが完了したら

今回クーラント交換はしていないですが
ちょいといろいろ心配だったので
完全に冷えた状態で
念の為ラジエター上部の
エア抜き部分を緩めて
エア混入を確認しておきます。

そのままラジエターキャップの交換と
タンクのレベル調整もしておきます。
最後にボックスを取付して完了となります。

ミッドシップのターボ、
６速ＭＴなので
走りの面は楽しくていい車ですね。

もうちょい車高を落として
ホイール交換してあげても
スタイルが大きく変わっていいかもですね。

Ａ様、今回も作業のご依頼
ありがとうございました。
またなにかありましたら
お気軽にご連絡下さい。