Ａ様Ｓ６６０スライドピンの確認や各部のチェック。｜車検・点検・修理のグーネットピット

車検でお預かり中の
Ａ様Ｓ６６０ですが
３年・８，０００ｋｍって事で
特に走行上の問題は無さそうですが
年数が経過した時に
ちょいと心配かなって部分が
見られます。

ブレーキ周りの確認をしており
片持ちキャリパーなので
スライドピンも確認しておきます。

高年式・低走行の車を
あまり扱っていないですが
スライドピンが、

こっちは手で触った時に
すでに段差になっており
ブレーキクリーナーでこすっただけでは
落ちなくなっています。

２０００番のペーパーで
段差が無くなるようにしておきます。

見た目の傷を消すというよりも
段差をなくしておきたいです。

新車時に使われている
グリスに問題があるんでしょうか？
グリスに錆びが混ざっている感じです。

走行距離が少ないといっても
車検毎のスライドピン確認は
必須なのかなって感じです。

格安車検だと
スライドピン確認無しなんて
当たり前だと思うんで
２回目とか３回目あたりの車検時くらいで
スライドピンの
固着始まっちゃうんじゃね？
って感じちゃいます。

すべてのスライドピンを
ペーパー掛けしておきます。

スライドピンそのものを削るっていうよりも
表面にこびり付いた汚れや
錆びを除去しておくって感じです。

ディーラーさんで
ブレーキの鳴き対策をしてもらったようですが
このあたりの処理も必要かなと思います。

オーナーさんから
鳴き対策は不要って事なので
こちらは見送っておきます。

ホイールを外そうとした時に
ハブとホイールが固着して
外れてこなかったです。

結構、錆びが出ちゃってますね。
この状態であっても
そのままホイールを付けちゃうから
ダメなんですね。

出来るだけ綺麗にしておきます。

オーナーさんの走行距離も少ないので
洗車した後とかに
水が残って
それがそのまま錆びにつながっちゃう部分も
ありそうですね。

洗車したら車が汚れるの嫌なので
洗車⇒ガレージへって人も多いと思いますが
洗車した後はある程度は走行した方がいいです。

毎日、車乗ってる人はいいですが
そんなに乗らないって人ほど
洗車からの走行は大切です。

ちゃんと水を飛ばしてあげましょう。
このオーナーさんは
洗車後にちゃんと走ってるって事でしたが
まぁ、現実は錆びが
ちょいちょいと気になる感じです。

何度も書いていますが
あくまでも距離と年式、
保管状態からの判断です。

この程度の錆びはあるでしょ？ってのは
そういった状況からの判断です。

リアパッドも外して
エアブローと確認をしておきます。

リアのスライドピンも
フロントほどじゃないですが、

ちょいと長くなって
動画容量がこえてしまったので
別ブログにて続きを書いていきます。