Ａ様ＺＣ３２スイフトスポーツ、ラジエターホースやサーモスタット交換にスロットルカーボン洗浄｜車検・点検・修理のグーネットピット

納車整備も終盤に近付いてきた
Ａ様のスイフトスポーツですが
年式も１０年経過しているので
今後のトラブル防止を考慮して
水廻りをリフレッシュしておきます。

といっても当然ですが
すべての水ラインを交換できる訳じゃないので、

１０年経過した時に
漏れの発生する確率の高い
ラジエターアッパー＆ロアホースに、

トラブル発生時にエンジンダメージに直結する
サーモスタットを交換しておきます。

外したサーモスタットは
前オーナーさんが
一度交換してるみたいですね。

ただ液体パッキンが使われています。
元々サーモスタット付属の
パッキンですが
追加で液体パッキン使う人もいますね。

あまり好きな考えじゃないですが
結果論で言えば
漏れないからどちらでもＯＫとも捉えられますね。

しっかりと液体ガスケットを除去して
オイルストーンで
綺麗にしておきます。

エンジン側も同様ですね。
液体パッキンが塗られていると
余計な手間がかかります。

ホース接続側も
しっかりと綺麗にしてから
新しいホースを組み付けします。

無視しておいても
新品ホースであれば
よほど漏れる事はないですが
将来的な漏れ発生率につながる部分です。

サブタンク内部も綺麗に洗っておきますが
前オーナーさん、
ちゃんと定期的な
クーラント交換をしてくれていたみたいですね。
タンクの底も綺麗な状態です。

ホースやサーモ交換するのに
パイピングを外すので
このタイミングで
電スロのカーボンを綺麗にしておきます。

これもいつも書いていますが
電スロの車であれば
頻繁じゃなくてもいいので
スロットルのカーボン除去して
アイドリング学習のリセットするのも
大切だと思います。

いつも通り
ＷＡＫＯ’Ｓの
スロットルバルブクリーナー使用します。

純正エアフロを
押し込み式で使用していますが、

もう使われる事のない
取り付けボルト部分などがあり
パイピングのすっきり感が
なくなっちゃってます。

余計な部分はカットして、

出来る限り
パイピングとの一体感を出しておきます。

ちょこっとですが
余計な部分が無くなって
すっきりしました。

まず間違いなく
誰も気付かない内容です。

あとはクーラントを入れて
しっかりとエア抜き、
アイドリング時のエア発生が無い事、
ちゃんと水温で電動ファンが回る事、
エアコンＯＮでファンが回る事など
すべて確認しておきます。

一通りの作業が完了となるので
あとはここから
走行チェックや
全開域のチェック、
最終の漏れチェックなどに入っていきます。