Ｓ様ＧＦＣ２７セレナ、前後ブレーキパッドとローターの交換です。｜車検・点検・修理のグーネットピット

納車整備を進めている
Ｓ様のＧＦＣ２７セレナですが
前後ブレーキパッドとローターも
新品交換しておきます。

ローターはすごい減ってるって程じゃないですが
表面状態があまり良くないですね。

パッドの残量は５～６割ほど、
ローター新品にするので
もちろんパッドも新品交換です。

ハブは当然ですが
錆びて出ているので、

出来る限り綺麗にしてから
新しいローターを組みます。

ダストがこびり付いている
パッドクリップは
ブレーキパッドの動きに直結する部分なので
綺麗にしてから組み付けします。

キャリパーピストンも
当たり面をしっかりと綺麗にしておきます。

片持ちキャリパーなので
スライドピンは非常に大切です。
固着は一切なかったので、

一度綺麗にしてから
グリスアップし直して
組み直しておきます。

定期的に脱着と
グリスアップしておけば
固着するような事はまず無いです。

シムはディクセルさんのパッドに
専用品が付属されています。
純正シムは別パッドへ交換した時に
必要になる事もあるので
綺麗に洗ってオーナーさんへお渡しします。

リアも同様です。

パッドの当たり面が
あまり良くないのと、

ローター外周部の
当たりが特に悪いですね。

こちらもフロント同様に
パッド・ローターを新品交換しておきます。
ドラムやシュートの確認と合わせて
ハブの錆びも、

綺麗にしておきます。

パッドの残量は十分にありますね。
といっても新品交換しちゃうので
ゴミ箱行きでございます。

パッドクリップは
外すとこんな感じで
真っ黒けです。

フロント同様に
綺麗に洗っておきます。

パッドを抜いて
新しいパッドを差し込むだけなのも
「ブレーキパッド交換」ですし、
こうやっていろいろ細かい部分まで
しっかりと仕上げて作業するのも
同じ「ブレーキパッド交換」という
作業名称になります。

キャリパー装着無しの状態で
サイドブレーキの調整をしたら
すべて組み付けして
ブレーキフルード交換をしておきます。
結構、汚れてますね。

いつも通り
綺麗なフルードが出てくるまで
フルード交換したら作業完了となります。

今回の納車整備は
フルノーマルのセレナ、
奥様が乗る車って事もあり
とにかく出来る限り
メンテナンスフリーを目指します。

予期せぬ事態は仕方ないとして
乗ってる間、
１０万ｋｍに達するまでは
可能な限りメンテフリーで乗れれば
その分、楽に維持できると思います。

あとは細かい部分を仕上げるのと
バッテリー交換したら
走行チェックへ入っていきます。