Ｔ様アルテッツァ、アイドリング不調の原因追及。｜車検・点検・修理のグーネットピット

車検で入庫中の
Ｔ様アルテッツァですが
稀にアイドリング不調になるとの事だったので
原因を探っていきます。

ただ入庫中に
アイドリング不調に
まったくならないです・・・。

不調が出てくれれば
その時の各センサー電圧を拾っていけば
大元の原因まで
辿り付けるかなって思うんですが
絶好調なんですね。。。

仕方ないので
アイドリングに関係しそうなところを
目視点検していきます。
半電スロみたいな制御ですが
スロットルがかなり汚れています。

ＷＡＫＯ’Ｓのスロットルクリーナーを使って
綺麗にカーボンを除去しておきます。
出来る限り
やっておいても損の無い部分を
やっていくようにします。

今回の車検時に
プラグを新品へ交換するので
交換前と交換後それぞれで、

イグニッションアナライザーで
コイル電圧を測定しておきます。
それぞれまったく問題無しですね。

そのままＰＣＶバルブや
ホースも新品交換しておきます。
もう１５万ｋｍですからね、
一度は交換しておくといい部分です。

なんせトラブルが目視では
なかなか分かりにくい部分ですし、
それほど高い部品でもないので
なにかのついでって感じです。

アルテッツァはPCVバルブ交換や
プラグ交換が
エンジン上のカバーを
外さないといけないです。

大した手間じゃないですが
出来る限り
なにかのついで作業です。

目視で悪い部分が何も見つからないので
次は各センサーを
手で触っての確認もしていきます。

カプラーのツメが割れていて
抜けかかっていないか、
各センサーを手で揺らした時に
アイドリングが不安定にならないかなど
いろいろな方法で
チェックしていきます。

その作業途中で
オイルコントロールバルブの
インテーク側を
手で触った時に
アイドリング不調が出ました。

少ししたら
また元のアイドリングに戻ってしまったのと
エンジンをかけ直して
同じようにやっても
再現が出来なかった事から
確定情報ではないですが
ひとつの怪しい部分には間違いないです。

またインテーク側バルブの
カプラーはツメが折れてはいないですが
半分割れてしまって
ツメがしっかりとかからなくなっていました。

部品の供給が終わってしまうと
代用が効かない事、
アルテッツァでちょいちょいとトラブルの
出る部品って事などから
オーナーさんと相談をして
今回、ＩＮ／ＥＸともに
新品交換する事にしました。

もういっちょオイル漏れがあったので
そちらの交換もやっていきます。