Ｎ様Ｓ２０００、フロントフェンダー内の塗装をしていきます。｜車検・点検・修理のグーネットピット

先日、フェンダー内や
リアバンパー内部を
塗装するって事をご紹介した
Ｎ様のＳ２０００ですが
まずはフロントのオーバーフェンダーから
やっていきます。

２ピース構造の
フロントオーバーフェンダーの
下側を外します。

このウィンカー下部分の、

ダクト部分から
中のボディ色が見えちゃってるのが
みっともないです。

今回は板金屋さんへ依頼ではなく
こちらで塗装していきます。
マスキングがメインの作業って感じですね。

ちなみにマスキングに新聞紙を使う場合には
注意が必要です。
塗装が新聞紙にしみ込んで
ボディに付着する事があります。

本来は専用のマスキングフィルムを使用しますが
塗装がメインの仕事じゃないので
新聞紙を少し枚数多め、
マスキング部分には
余り塗料を吹き付けないようにします。

この部分はフロントタイヤからの
砂利などの巻き上げが当たりやすい部分なので
アンダーコートを使用します。
こんな部分にツヤは必要ないので
当然ですが
ツヤ消しのアンダーコートです。

パネルを外す時に
ボルトが共周りしてしまい
外れなかったです。

ナッターごと打ち抜きます。

抜いた部分には
もういっちょナッターを
打ち込んでおきます。

フェンダー内も
外からボディ色が見えるので
ここも塗装しておきます。

そんでもって
フェンダーパネルを取付した時に
見える部分、
例えばこういったビスも、

取付後に塗装します。
フェンダーパネル内部も
ダクト側から見える部分は
塗装する事で
少しでも見えないようにします。

こんな感じで
フェンダーパネル内側が
この色のままだと
ダクトから目立つんですね。

目立って欲しくない部分は
極力、見えづらくしてあげると
最終的に完成した時に
一気に引き締まった仕上がりになります。

仕上がりを見ると分かりますが
こういった細かい部分が
最終的な印象を大きく変えます。

取付のボルトやビスは
スレッドコンパウンドを塗って
取付する事で
今後外す時に錆びて
外せなくなるリスクを
少しでも減らしておきます。

とりあえずフロントフェンダーの
仕上がり状態です。
元の塗装前が、

こんな感じだったのが、

塗装後は、

中のボディ色が
見えなくなって
引き締まった印象になります。

特にダクトから
内部のボディ色が見えなくなったので
一気に引き締まった仕上がりになります。

といっても、
多分写真だと
分からないのかなと思います。

ボディ色が見えていた
このダクト内部が
まったく見えなくなる訳ですよ。

現車を見ると
明らかな違いなので
オーナーさん、
納車時を楽しみにしておいて下さい。

お次はリアフェンダーと
リアバンパー内部をやっていきますが
ひたすら地味な作業が続き
結構しんどいですね・・・。