Ｙ様ＨＺ３３フェアレディＺロードスター納車整備スタートです。｜車検・点検・修理のグーネットピット

主にオープンカーで車探しをしていたという
Ｙ様ですが弊社の
Ｚ３３ロードスターを見に来て
気に入って頂いたので
ご契約となりました。

早速、納車整備をスタートしていきます。
といっても
前オーナーさんは弊社顧客さん。
その奥さんが乗っていた車で
オイル交換や車検などのメンテナンスも
こちらでやってきているので
おおよその内容も分かっています。

内容の分かっている車ってのは
心配も少なく
なにをやっていけばいいか、
これまでどういった使われ方や
メンテナンスをしてきたのか、
それらが分かるのでやりやすいです。

ホイール交換のみの
基本はフルノーマルの車両になるので
チューニング箇所の手直しが必要ないです。

そんな訳で
納車されてから
出来る限り余計な手間や
維持費がかからないように
手直しをしていきます。

まずは追加でご依頼頂いた
ＷＡＫＯ’ＳのＲＥＣＳから
施工していきます。

３．５リッターエンジンなので
ＲＥＣＳの量が多く
なかなか時間かかりますね。

ＲＥＣＳは点滴みたいな感じで
薬剤をゆっくりと
エンジンに吸わせていきますが
だからと言って
薬剤が無くなるまでは放置、
ってやり方してると
ＲＥＣＳ完了後の
空吹かしで白煙モクモクになります。

この白煙は
エンジン内の汚れではなく
単にＲＥＣＳが燃えてるだけなので
ＲＥＣＳ入れて、
燃やして垂れ流してるだけになります。
お金の無駄ってやつですね。

ちゃんとした施工方法すると
それほど白煙モクモクにはならないです。
もちろん多少は白煙出ますが
必要最低限の白煙ってのが正解です。

またエンジンルーム内の
オイルや水漏れチェック、
足回りの状態チェック、
下廻りのオイルや水漏れのチェックも
やっておきます。
基本的な状態チェックみたいな感じですね。

アンダーカバーに
水やオイルが垂れていないかチェックしたら
再度綺麗に洗っておきます。
出来るだけ綺麗にしておく事で
オイルや水漏れの早期発見、
いつからいつの間に
その漏れが発生したのか、
そういった事に気付きやすくなります。

電動オープンの車両なので
オープンの機構も
チェックしておきます。

スムーズに開いてくれる事を
確認しておきます。

Ｚ３３ロードスターを購入って事は
当然ですが
オープンにして走る事も多いはずなので
納車整備初期段階で一度チェック、
中盤あたりでもういっちょチェック、
最終段階でももういっちょチェックします。

オーナーさんにはお話してありますが
冬の朝イチなど
完全に冷え込んだ状態だと
Ｚ３３はちゃんと屋根が開かないです。

幌が冷え切った状態で
無理に開けてしまうと
幌破れの原因になる為です。

ちゃんと暖めた状態で
開けるようにして下さい。
無理に手で押さえ付けると
幌が破れてしまう可能性が高くなります。

なのでＺ３３で
冬の朝イチでも
すぐに屋根を開けたいって方には
不向きな車になりますね。

ご契約前の商談時にも
そのあたりの事をお話して
それが無理ならＺ３３は無理ですって
お話もしてあります。

他にもいろいろとやりたい事があるので
ひとつひとつ順に進めていきます。