Ｏ様アルテッツァ、雨漏りの原因追及と対策をしていきます。｜車検・点検・修理のグーネットピット

雨漏り修理をご依頼頂いた
Ｏ様のアルテッツァですが
雨漏りチェックの下準備が出来たので
実際に雨漏りする場所を
特定していきます。

修復歴が有りに
なるほどじゃないですが
右リアを一度当てているみたいですね。

コーキング割れを発見です。
この部分に水をかけると
少しづつ水が入ってくるようです。

こちらも同様ですね。

左側は
特に事故はしていませんが
経年劣化による
コーキング割れが出てきています。

こちらは水をかけても
車内には入ってこないですが
せっかくなので
コーキング処理をやり直しておきます。

ここはコーキングの
割れが大きく事もあり
水をかけると少し入ってきますね。

右側は主に
テール裏のグロメットから
水が入ってくるようです。

水をかけると
結構な勢いで入ってきますね。

先日、Y様レヴォーグのテール交換で
このグロメットを
新品に交換しましたが
こういう事です。

安い部品なので
テール交換とかの時には
年式問わず交換してあげると
余計なトラブル発生を
未然に防げます。

この部分からも入ってきます。
オーナーさんが
リアバンパーを社外に交換しており
この部分は使っていないので
パッキンを間に入れて
ボルトナットでメクラにしておきます。

日産純正の
シールワッシャーをベースに
穴あけして取付します。

左側にあるベンチレーターから
主に雨漏りがあったので
こちらも新品に交換します。

リアバンパーは
センターの取付が４ヵ所でしたが
２箇所しか固定されていなかったので
こちらも雨漏りの原因となります。

ただボルトナットでの固定だと
間にシールワッシャーを入れるのが
現実的ではないので
バンパー側に
ナッターを打ち込みします。

ナッターに
スタッドボルトを打ち込んで、

シールワッシャーを製作します。
バンパーはまた外すみたいなので
通常のシールワッシャーだと
外す時に破れちゃう可能性があります。

数回は再使用出来る
シールワッシャーを製作して
入れておきます。

これでバンパー脱着するのに
ちゃんとシールワッシャーを
入れる事が出来ます。

右テールのグロメット取付部分は
事故の影響で
しっかりと面が出ていなかったです。

大き目なワッシャーを
ボルトナットで挟み込んで
しっかりと面を作り出しておきます。

シールを入れたとしても
ちゃんと面で当たらなければ
意味がないです。

テールランプの
ボルト固定部分にも
間にシールワッシャーを
入れておきます。

とにかく外と車内が
穴でつながっている部分には
シールをする事で
確実に漏れが
出ないようにしておきます。

一通りの対策が完了したので
コーキングがすべて乾いたら
雨漏れチェックに
入っていきます。

この時にまた漏れが
発見されるようであれば
また対策をして
さらに雨漏りチェックって
感じになります。