Ｋ様ＢＬ型マツダスピードアクセラ、水ライン＆サーモにドアロックモーター交換など。｜車検・点検・修理のグーネットピット

納車整備も終盤に入ってきた
Ｋ様のマツダスピードアクセラですが
１０年以上経過している事もあり
今後のトラブル回避できるように
サーモスタットを交換しておきます。

固着してもなかなか気付けない部分ですし、
閉じる側で固着してしまうと
夏場だと特にオーバーヒート直結、
しかもＭＳアクセラは
電動ファンの作動温度が
元々１０２度くらいで
水温計を装着していても
気付けない事もあります。

エンジンダメージ直結部分なので
１０年とか１５年経過しているなら
一度は交換しておいてもいい部分です。

サーモスタットや
サーモ接続のホースを
交換しておきます。

基本的に外して
パッキンの当たり面を
オイルストーンで綺麗にして
組み付けするだけですが
アクセラはサーモ位置が
ちょいと手間です。

交換が完了したら
あとはクーラント入れて
エア抜きするだけです。

納車整備時には
キーレスの作動、
集中ドアロックの作動も
しっかりとチェックしますが
運転席のロックをかけた時に
他ドアの反応が悪い時が稀にあります。

ロック掛けたよぉ～って信号を
発信出来ない事があるみたいです。
運転席ドアロックモーターには
ドアスイッチも内蔵されています。

今回の症状とは
ドアスイッチは関係ないですが
信号発信している部分なので
モーターＡＳＳＹを新品交換しておきます。

ガラスを外すので
普段、手が届かない部分も
綺麗にしておきます。

あとは普通通り交換して完了です。

これまでも不具合も
一切発生しなくなってくれました。

１０年も経過すれば
モーターとかの故障も
徐々に出てきちゃいますね。

レーシングサクションからの
ブローバイホースですが
インタークーラーカバーを取付したら
少し干渉しています。

ホース類は基本的に
周辺との干渉は
しっかりと避けておきたいので
カバー側を削って対応しておきます。

取付の直後は問題無かったとしても
徐々にホース側へ
ダメージが蓄積されていく内容になります。

あとから対策しようとすると
キリが無くなる部分なので
社外品を取付した時には
こういった部分は
しっかりと対応しておきましょう。

サクションが
カーボンの遮熱板に干渉していますが
これは加工する為にズラしてあるからです。
ちゃんと逃がして取付してありますんで。

一通りの作業が完了したので
あとは通常域の走行チェックと
全開域の走行チェックをしたら
すべての作業完了となります。