ＪＺＳ１６１アリスト、中古車販売の納車整備スタートです。｜車検・点検・修理のグーネットピット

茨城県へ旅立つ事になった
ＪＺＳ１６１アリストですが
納車整備をスタートしていきます。

約１０年前に販売させて頂いてから
オーナーさんは数人変わり
すべて県外の方でしたが
車検はすべてこちらまで持ってきてくれていました。

基本的な内容はほぼ把握しているので
どのあたりを手直ししていこうかも
おおよそ理解しています。

と言ってもこれまでのオーナーさん達が
やる事はちゃんとやってくれているので
基本的な内容がメインになります。
出来るだけ次オーナーさんの元へ行ってから
あまり苦労をかけないようにって感じです。

エアコン吹出口パネルですが
ツメが折れている為、
完全固定が出来ない状態でした。

今回のオーナーさんには
タービンの事、
ドアロックの事、
このパネルの事など
いろいろリスク部分や不具合部分といった内容を
分かっている事はすべてお話してありましたが
それらを考慮しても乗りたいって事でした。

そう言われちゃうと
出来る事はやってあげたくなっちゃいますね。
新品はちょいとお高かったので
中古でパネルを用意、
化粧パネル部分はこのアリストの方がキレイだったので
折れたツメの部分だけを流用していきます。

パネルを外した時に
ハーネスのビニールテープが
剥がれてきていたので、

綺麗に処理し直しておきます。

ＨＫＳのレーシングサクションが装着されているので、

フィルターを新品に交換しておきます。

これはオーナーさんに向けてと言うか、
パワーフローやエアインクスなどの
スポンジタイプのフィルターを使っている方へ。

スポンジタイプは
距離乗っていない、
汚れていない、
という条件だったとしても
年数が経過していれば交換してあげて下さい。

徐々にスポンジが崩れ出してきてしまい
最悪は崩れたスポンジを
吸い込んでしまいます。

ちょうど現在お預かりしている別車両も
スポンジタイプのフィルターを使用していて
チェックしたら
ボロボロと崩れてきてしまっています。

汚れてきたら交換はもちろんですが
年数的にも１年もしくは２年くらいでの
定期交換がおすすめです。
パワーフローで距離走らない（汚れてはいない）状態で
２年くらいかな。
あとは状態を見てって感じです。

コアタイプを比べて
フィルター交換の費用が安い、
パワーフローの交換用フィルターは
比較的入手しやすいので
定期交換してあげて下さい。

とりあえず交換部品をピックアップしてあるので
順に作業を進めていきます。