ＢＬ３ＦＷマツダスピードアクセラ、サーモスタットや加圧タンクなど交換。｜車検・点検・修理のグーネットピット

ＢＬ３ＦＷマツダスピードアクセラですが
１０年以上経過しており
距離ももうすぐ８万ｋｍになるので
今後のトラブル回避を考えて
水周りに手を入れておきます。

ラジエターロアホースは
ロアホース・サーモスタット接続ホース・加圧タンクへの接続ホースが
一体での供給となります。

今回サーモスタットも交換するので
サーモハウジングに接続する
オイルクーラー接続のホースも交換しておきます。

年数の劣化で
接着部分からクーラント漏れしてくる事も多々ある
加圧タンクも新品に交換、
もちろんキャップも。

作業としてはちょいと手間かなって感じですが
そこまで大変ではないと思います。
サーモスタットを外したエンジン側は
いつも通りオイルストーンを使って
パッキンの当たり面を綺麗にしておきます。

こちらが新品のサーモです。

写真だと分かりづらいですが
加圧タンクはかなり変色していました。
このタンクからトラブルが起こるとちょいと厄介というか、
エンジンへのダメージに直結するので
１０年経過したら
一度新品に交換してあげるのがいいと思います。

こちらは外したホースやサーモたちです。
お疲れちゃんです。

あとはクーラントを入れてのエア抜き、
サーモスタットが開く事、
電動ファンが回る事を確認したら
一晩しっかりと冷やしてクーラントレベルの調整、
最終走行チェックをして
漏れチェックと
最後にもう一度クーラントレベルを確認です。

あともういっちょ。
ラジエターアッパーホースと
ブローオフの取付ベースが干渉していました。

アルミとシリコンホースが干渉したままだと
将来的にホースに穴があき
漏れの原因になるので
この段階で対策しておきます。

ベース部分をカット、
カットした部分をリューターで綺麗にしておきます。

社外パーツはこういった事が起こりやすいです。
特に別メーカー同士の組み合わせですね。

パーツを取付する時には
各部に干渉が無いか、
エンジンが振った時に干渉の可能性が無いか、
などいろいろチェックする必要があります。

干渉が原因でトラブルが出て
メーカーの責任にするくらいであれば
社外品にあまり手を出すべきではないっていう考えは
大切だと思います。

チューニングっていうのは
メーカーがいろいろ考えて設計された物を
崩していく部分もあります。
チューニングパーツメーカーのせいにするよりも
取付する時に
各部チェックしてあげると
余計なトラブルを回避できる事も多々あります。