ＪＺＺ３０ソアラ、クーラントの交換などなど。｜車検・点検・修理のグーネットピット

ブレーキホースの交換などをしている
ＪＺＺ３０ソアラですが
エンジンオイル・ミッションオイルに
クーラントも交換していきます。

いつも通りアンダーカバーも綺麗に洗っておきます。
２０年以上経過しているソアラですが
大きなオイル漏れもなく
なかなか快調そのものです。

サブタンク内部も
２年前の納車整備時に洗浄していますが綺麗ですね。
前オーナーさんが
クーラント交換ちゃんとやってくれていたようです。

もちろん今回も綺麗にしておきます。

カップリングファンですが
風量が強くて
なかなか水温が上がってくれないです。
エア抜きタンクを装着しているので
ボンネット開けており
風がしっかり通るので
ラジエターがしっかりと冷えてくれちゃっており
サーモスタットが全開にならないです。

ボンネットは閉められないので
少しでも風の通りを悪くして、

ラジエターに行く風の通りも制限して
ちゃんとサーモスタットを開けて
エア抜きします。

カップリングファンから電動ファンに変更する方いますが
本当にその必要があるかどうか考えるのも大切です。
カップリングファンは
カップリング部分がちゃんと生きているのと
ファンシュラウドがちゃんとしている、
ラジエター周りの隙間をちゃんと塞いでいるという
基本的な条件であれば
風量不足にはならないと思います。
（仕様にもよりますが）

むしろ電動ファンにする事で
状況によっては風量が下がっている車もみかけます。
エンジンルームをすっきりさせたいとか、
ファンの制御をＶプロ側で行いたいとか、
ちゃんとした理由が無ければ
カップリングファンのままがおすすめです。

水温上昇が止まらないから
カップリングファンから電動ファンにするって事なら
まずは根本の原因追及が大切だと思います。

エアクリですが
こちらも２年前に新品交換しています。

見比べると結構汚れているのが分かります。

写真じゃ分からないかな？
外したフィルターからは
砂がかなり出てきました。

分解したパーツにもゴミや砂の付着があったので
綺麗にすべて洗浄して、

元通り組み付けしていきます。

あとは実際に走行チェックと
ブレーキホースからの漏れが無い事を繰り替えして
確実に漏れていない事を確認、
しっかりと一晩エンジンを冷やしてから
クーラントサブタンクのレベル調整と
最終のエア確認をしたら完了です。

１０年くらい前は
３０ソアラも大量に見かけましたが
今は街中でほとんど見かけなくなりました。

今回も作業のご依頼ありがとうございました。
調子の良い３０ソアラもかなり希少になりますので
これからも大切にしていってあげて下さい。