Ｉ様ＢＬ型マツダスピードアクセラ、雨漏り修理②｜車検・点検・修理のグーネットピット

車検でお預かりの
Ｉ様ＭＳアクセラですが
雨漏りが発覚したので
その原因を潰していきます。

最終的にこんな感じになって
そのリア周りすべての原因を
潰しておきます。

わざわざこんな事を
書かないといけない世の中が
面倒だなって思いますが
リアバンパーについてです。

地面に直接置いてますが
外したバンパーは
毛布をかけたラックの上に
置いてあります。

写真の状態は
リアバンパー内に石や砂が
大量に溜まっていたので
一度、水で綺麗に洗い流してあり
その乾燥をさせてあります。

洗うのに何かの上に置けよって人、
勝手に思っていて下さい。

バンパーを洗い流すのも
地味に手間なんです、
サービス作業ですし
この状態で引きずる訳でもないです。

雨漏り修理ってのは
思われてるよりも
それはもう何倍も大変です、
ひとりじゃ無理な作業です、
結構いろいろなところに
気遣いを入れながらやってるので
それ以上を求められると
無理でございます。

水道のシャワーをＭＡＸ流量で
１０ｃｍの超至近距離から水をかけて
車内に水が入ってこない事を目標に
仕上げていっています。

これ以上を求められると
パンクしてしまう訳です。

雨漏りした時に簡単に処理するなら
溜まるところへ穴あけするのが
一番楽だと思います。
その内、ボディ死にますけど。

ボディ死ぬのは嫌なので
しっかりと入ってくる水を止めるように
やっていっています。

このクソ暑い時期に
エンジンをかけずに
全ドア・全窓を閉め切った状態で
車内に閉じこもり
ほんのわずかな水を見つける訳です。
大変な事なんですね。

こういった事を任せてくれる
オーナーさんがたくさんいるから
特に嫌になる訳でもなく
続けていけるんですね。

細かい錆びが多いので
完全対策じゃないですけど
リアバンパー外した状態じゃないと
出来ないので
錆び部分はアンダーコートを吹いて
少しでも錆びが
進まないようにしておきます。

もちろん理想はすべての錆びを削って剥がして
錆び転換・防錆剤って事がいいんでしょうけど
このオーナーさんともそれなりの年数の
お付き合いです。

ご予算の事もあります。
サービス内容なんで
これくらいに留めておきます。

病気持ちみたいな見た目になりました。

ガラスも外されていきます。

大変なこっちゃです。
リアウィングも外されます。

やるならしっかりとやり切ります。

なぜ車内に水が入ってくるのか、
メーカーはどうやって水を止めているのか、
メーカーが対処しているはずの
雨漏れがなぜ発生してしまうのか、
そのあたりの理由が分かれば
その理由を潰せばいいだけです。

車にかけられるコストってのは
メーカー側はどうしても
ユーザーの目に届く部分に
集中しやすいです。

目に留まらない部分は
どうしてもコストを抑える事になるのは
仕方ない部分ですね。

こういった部分も
単にシール交換すればＯＫじゃないです。

その瞬間を止めるんじゃなくて
少しでも長く雨漏れが起こらない事を目標として
作業を進めていきます。

こういった部分で
店側とオーナー側の関係性ってのは
大切になってきます。

アホなオーナーが相手であれば
やりたくなくなるのは当然です。

なにも文句を言うなって事じゃないです。
任せられる主治医がいない人には
おそらく理解できない内容だと思います。

ちょいと長くなっちゃったので
別ブログにて続きを書いていきます。