Ｓ様Ｚ３３、クーラント漏れがあったのでラジエターホースやサーモスタットを交換しておきます。｜車検・点検・修理のグーネットピット

納車整備を進めていっている
Ｓ様のＺ３３ですが
ロアホースとサーモケースの接続部分から
クーラント漏れがありました。

２２年前の車ですからね、
それはもういろいろ出てくる訳ですよ。

納車整備もいろいろ大変になってきますが
信用して車探しから
お任せ頂いているので
出来る限りの事は
やっておきたくなるんですね。

どうせロアホースを外すので
このタイミングで
サーモスタットも
新品に交換しておきます。

しっかりと漏れてますね。

Ｚ３３はサーモスタットと
このケースが一体での供給になります。

その分
ちょいとお高いですが、

このあたりのパイプの錆びを考慮すると
一緒に交換しちゃった方がいい部分なので
ちょうどいいと言えば
ちょうどいいです。

アッパーホースの接続部分も
どうしても錆びが出ちゃう部分ですね。

将来的な漏れ発生率を
少しでも下げる為に
錆びは少しでも綺麗に除去してから
組み付けするようにします。

アッパー＆ロアホースに
それぞれのホースバンド、
ドレンボルトにパッキン、
ラジエターキャップも
新品へ交換しておきます。

サブタンクも外して
しっかりと洗っておきます。

汚れが蓄積してるかなって思ってましたが
思ったよりも全然綺麗ですね。

綺麗に洗ってから
組み付けしておきます。

すべて組み付けが完了したら
エア抜きをしていきます。

Ｚ３３はタンクを取り付けして
クーラントを入れたら
少しエンジンをかけてはきって、
エアブリーダーからエア抜き。
これをひたすら続けます。

エア抜きタンクを取り付けしての
エア抜きだけでは
完全にエアが抜けない事が多いです。

クーラントラインのエアってのは
絶対にダメなので
しっかりとエア抜きします。

エア抜きしている時も
放置して別の作業をではなく
タンクにエアが出てこないかどうかを
しっかりとチェックしておきます。
エアの問題は全然大丈夫そうですね。

電動ファンのトラブルもちょいと多い車なので
水温でちゃんとファンが回るか、
エアコンＯＮでファンが回るかも
ちゃんと見ておきます。

Ｚ３３は水ホースが
ちょいと多いので
すべてのホース交換ってのは無理ですが
これでサーキットも安心して
走ってもらえると思います。

まだやる事は残っているので
それらの作業も進めていきます。