Ｓ様Ｚ３３納車整備スタートでまずは現状把握からやっていきます。｜車検・点検・修理のグーネットピット

ご契約を頂いた
Ｓ様のＺ３３ですが
フルノーマルの６６，０００ｋｍ、
ワンオーナー、
日産ディーラーさんでの
メンテナンス車両になります。

ディーラーさん整備＝大丈夫って事ではないですが
フルノーマルっていう時点で
ちょびっと気楽になります。

ただフルノーマルよりも
いろいろ手が入っている車の方が
メンテナンスにも
力を入れている事も多く
結局はどういった人が乗っていたのか、
どういった人がメカニックをしていたのか、
このあたりで変わってくる事となります。

ホイールは裏側まで洗われている事は
さすがにないので真っ黒けですね。

裏側も綺麗にしておくと
トラブルの早期発見が
しやすい事もありますが、

車に装着した時に
見た目が良くなります。

元の真っ黒状態での
装着写真がないので
分からないと思いますが
これだけでも
車の印象は変わります。

メーカーオプションではなく
ディーラーオプションの
電装品が装着されている場合に
配線が悲惨な事になってる事が多いです。

エレクトロタップだらけだから
それだけで配線がこんもりしてきちゃいます。

少しはハンダを使う気にはならないのか
不思議です。

今後、余計な接触不良とか出ても嫌なので
このあたりは一度やり直しておきます。

配線手直し途中で気付いたのが
Ａピラー内装の取付不良です。

Ｚ３３で多いですが
取付部が折れちゃってますね。

頑張って復活させたり
中古探してても時間の無駄なので
新品へ交換しておきます。

一体じゃなく
こんな造りだから
何度が脱着してるうちに
外れちゃうように思うんですが
こっちのが製造コスト安く済むんですかね？

話が前後しますが
タイヤハウスや下廻りは
一度このタイミングで
高圧スチームで
綺麗にしておきます。

スペアタイヤは安定の空気圧ゼロですね。
もう見慣れてきました。

いつも書いていますが
いざという時のスペアタイヤ、
そのスペアタイヤが空気圧ゼロなら
単なる重量物です。

スペアタイヤなんか使わないよ、
っていうのは自由ですが
それなら車から
降ろしちゃえばいいと思います。

そんでもって記録簿には
調整した事を示す
「A」としっかり書かれてます。

全体のチェックが完了して
おおよその方向性は理解したので
順に納車整備を進めていきます。