スズキ　ジムニー　JA22　スターターモーター交換　スロットルボディ交換｜車検・点検・修理のグーネットピット

こんにちわ！マッドワークスの山口です！

今回はスズキ ジムニーJA22型のスターターモーターとスロットルボディ交換の作業報告です！

ジムニーはマッドワークスが得意な車種の一台です。私も過去にJA11型に長年乗っていたのでジムニー歴は結構長いです！（実はJA11C幌ジムニーも車庫に保管していますｗ）

早速不具合の現象確認をしていきましょう！

お客様によると、「駐車場に緑色の水が溜まっていた」「始動時にカンッという音のみでエンジンが掛からない」ということでした。

緑色の水なんてまさしく冷却水！エンジンルームと下廻りを点検していきます。

よく見てみると、スロットルボディの下側が湿っています。晴れている状態であればエンジンルームが濡れているなんてことはありません。比較的冷却水漏れは確認しやすいです。

スロットルボディ下が濡れていた為、ボディ本体を外して確認してみました。

ジムニーのスロットルボディには「サーモワックス」という部品が組み込まれており、冷却水が周辺に通っています。

冷却水の温度変化によってサーモワックスが膨張し、エンジン内部に取り込むアイドル時のエア調整を行います。

冷却水が漏れて乾燥すると「白っぽく」跡がついたり、「緑色の結晶」が固まってついてたりするのですぐにわかります。

今回はリビルト部品に交換を実施！

次は「始動時にカンッという音のみでエンジンが掛からない」という不具合。

バッテリーの放電電圧や始動時の電圧、オルタネーターの充電量を確認し異常なしを確認。

年数が経っている車なので。配線の内部劣化や錆、アース部分の通電不良なども考えられます。スターターモーターのB端子やS端子も接続を確認。念のためアース部分は汚れや錆を落として再度取付を行いました。

点検の結果はすべて異常なし。

こんな状態で判断材料になるのはお客様からお聞きした「始動時、重い感じがする」という言葉。

数回始動を繰り返していると、たまにスターターモータがゆっくり回るような感じで始動した時がありました。

これだ！！

実際に不具合を確認できると、いままで点検をしていた事も含めてすぐに判断が出来ます。恐らくモーター内部に消耗したブラシのカスや汚れが溜まり、ベアリングの回転がスムーズに回らない感じです。

いままで相当な始動回数を繰り返してきたモーターも、そろそろ新しくしてあげようということでこちらも「リビルト品」へ交換することに。

スターターモーターを交換し、スロットルボディも組み付けて最後に抜けていた冷却水を補充しながらエア抜きをします。

スロットルボディを交換するといままで学習されていたスロットル開度などが変わるので完全暖気状態で点火時期調整とアイドル回転数を調整し作業完了です！

長年頑張ってくれたスターターモーターとスロットルボディがキレイになり、これからもっともっと調子よく走ってくれるでしょうね～

整備はもちろん、ジムニーカスタムも是非ご相談ください！
足廻り交換後の構造変更、公認車検の取得などなんでも対応致します！

今回もご覧いただきましてありがとうございます。
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最後までご覧頂きありがとうございました。マッドワークスの山口でしたー！！

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