日産　ルークス　CVT不調　加速不良・ハンチング　修理 CVTフルード交換｜車検・点検・修理のグーネットピット

日産　ルークス　加速が悪い、加速にムラがあるという事でご相談を受けました。
お客様同乗のもと症状確認でドライブ。
確かにクルマが重たいです　＆　40Km超えたとこらへんからグァングァンします。
DTCは　P0841　セカンダリバルブの油圧不良。
通常はバブルボディASSYでの交換となってしまいますし、ディーラーですとCVT本体交換となる案件ですが、故障頻度はわずかに１回記録しているだけ。
とりあえずテストドライブ中にCVTの学習値をリセットさせて、再学習し走行しますと僅かに良化しました。
脱着・バルブボディの洗浄・CVTフルード交換をやってみる価値はありそうです。

先ずはオイルパンの脱着。
相当鉄粉が貯まっています。
指先はベットリ。
内部ストレーナーは取り外して交換です。

このタイプのミッションには、隠れたフィルターも・・・。
コチラも交換をしておきます。

バルブボディを取り外し、ソレノイドも洗浄しておきます。
汚れ蓄積による油圧の検知不良の可能性は高いです。
すみません・・・・
写真を撮り忘れてしまいました・・・

新しいストレーナーを取り付け、キレイになったオイルパンと共に組付け。
新油を補充します。

圧送交換で内部に残った古いオイルも新油に交換していきます。
使用するオイルはMobil　CVTF3320。
弊社では業界に先駆けて圧送交換に取り組み、25年以上の実績がございます。
今回は補充と圧送交換を含め10L使用させて頂きました。

仕上にD1ケミカルの　SOD-1　PLUSを補充しておきます。
添加量は7％です。

試運転の結果、相当の良化が確認できました。通常運転では全く気になりませんし、加速も相当スムーズです。

またSOD1の効果は遅効性でさらに良化が見込めます。
ご用命ありがとうございました。

また、このCVT内部補給パーツはメーカーより供給されておりません。
愛媛県のスペシャリスト、フリークさんのご協力のもと手配しております。
この場を借りて御礼申し上げます。

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