エブリィバン　エンジン不調　スパークプラグ　 名古屋市西区｜車検・点検・修理のグーネットピット

給油でご来店されたエブリィバンのお客様より、アイドリングの振動が大きくて、ドッドッドッっていう感じで加速も悪いとご相談を受けました。

走行距離228000Kmオーバー・・・
頑張ってますね！

症状確認してみますと、一気筒死んでいる感じがします。
完全には死んでいないような感じですが、瀕死の状態って感じです。

嫌な予感がよぎりました。
エブリィはヘッド部分がノッキングに弱く、2番シリンダーのバルブが溶けて圧縮不良になるケースが散見されます。
圧縮しっかりあればよいですが・・・・

すると、エンジンチェックランプも点灯しだしました。
チェックランプが点くという事は・・・・・
点火系の可能性が高い！かも・・・

スキャンツールをつないでみると
『1番で失火検出』
ますます点火系が疑わしいです。

とりあえず、プラグを外して状態を確認してみることにします。

これは・・・・・限界でしょうね。
（ネジ部分の黒いのは、脱着しやすくするためのモリブデンです）

1番　2番を入れ替えて、クロスチェック。

すると、調子の悪いシリンダーが2番に移動しました。

プラグ交換だけで大丈夫そうです。

プラグは3本全部交換させていただきました。
使用プラグは、弊社イチオシのNGK　プレミアムRXプラグです。
（ちょっとお高いですが）
軽自動車は、高回転型のエンジンが多い為、スパークプラグも早く傷みます。
また、最近のエンジンはスパークプラグに対する要求も多く、白金プラグは無交換でいいとか10万㌔大丈夫とかはもはや都市伝説みたいなもので、昭和の話だと思ってください。
ダイハツはもっとシビアです。

交換後、調子よくなり一安心。
念のため、イグニッションコイルの波形観測して状態を確認。
また、コンプレッション（圧縮圧力）も、相関コンプレッションで波形観測しておきました。
問題なさそうです。
まだまだこの車に頑張ってもらいましょう。

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