H22 スズキ　パレット　信号待ちでエンストする｜車検・点検・修理のグーネットピット

こんにちは！
今回のお車はH22 スズキ　パレット　です。
信号待ちでエンストするとのことでご入庫いただきました。

ダイアグノーシス診断をしました。
ダイアグノーシスとは、電子制御されたエンジンにおいて、各種センサーが正常に作動するかをチェックするための自己診断機能のことです。

点検の結果、故障コードも無く、データモニターも現状異常ありませんでした。
エンジン外部には漏れはありませんでしたが、ターボインテークホースにはオイル滲みがありました。
確認したところ、ターボの軸の不良により吸気にオイルが回っている状態でエアークリーナがオイルで詰まっていました。
吸気効率が悪い状態でした。

冷却水を抜きます。

オイルを抜きます。

作業前です。

ターボ、ホースのところはオイルが入っている状態でした。

初期オイルを注入しました。

ターボチャージャーを交換しました。
ターボチャージャー（過給機）とは排気ガスの流れを使ってエンジンに空気を押し込む装置で、同じ排気量なら過給することでよりパワーが得られる、小さな排気量で大きな排気量並のパワーが出るというものです。

ボルトを3本交換しました。

作業後です。

エアークリーナエレメントを交換しました。
オイルが混入していました。

エンジンオイル注入しました。

冷却水を注入しました。

最後に規定トルクで締め付けました。
規定トルクはボルト、ナットを締める際、ネジ部を回転方向に回して締め付けていきますが、その際に必要な力のことを締め付けトルクと言います。締付けトルクはボルトの種類や締め付ける場所、目的によってそれぞれ適正値が規定されています。

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