ホンダ　フィット　 エンジン始動不良　スマートキーシステム警告灯点灯　平成27年　ＧＫ3 エラーコードB12C5｜車検・点検・修理のグーネットピット

お客様からフィットのエンジンが、しばらく前からかかりが悪い時があるとの不具合の申し出がありました。
キーの形の警告灯も点いているので、お客様はスマートキーの電池切れかな？と見当をつけていらっしゃいました。
私もまずスマートキーのバッテリー切れを疑ってしまいましたが・・・
車を見させていただくと、スマートキーシステム警告灯（黄色）が点灯しています。
再現テストでは、スタートボタンを押しても何も反応しない時があり、何度か押すと始動するような状態でした。キー本体でプッシュボタンを押しても変わらず、
これでは安心してお出かけできないですよね（汗）
故障である旨をお伝えして車をお預かりしました。

早速、診断機を繋げてフィットのコンピューターを調べたところ、
B12C5 エンジンスタート/ストップスイッチ異常　を検出しました。

整備マニュアルに従い、スタートスイッチを外して単体点検をしたところ、導通しない時が有ることがわかりました。
（スタートスイッチを外すにはナビゲーションや周辺のパネルを外す必要があります）

部品を取り寄せてスタートスイッチを交換後、エラーコードを消去して確認しましたが、メーター内の警告灯も消えて一発始動！
その後、快調にお乗りいただいております。

補足ですが、最近のプッシュスタート式のエンジン始動方法ではスマートキーのバッテリーが弱くなると、車との通信が困難になりエンジン始動が出来なくなることがあります。
その際はスマートキーをプッシュボタンに接触させるか、スマートキー本体でプッシュボタンを押せばエンジンが始動できるようになっております。（詳しくはお車の取り扱い説明書を）

メーター内の警告灯は通常エンジン始動後は黄色や赤の警告灯は消えるはずです。
燃料エンプティーマーク、シートベルト、パーキングブレーキ等の警告は別ですが、見慣れぬ警告灯が点灯した場合は早めにご相談くださいね。＼(^o^)／

※その後、こちらのお客様のフィットはサービスキャンペーンの対象になったため返金の手続きを取らせていただきました。

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