車高調・メーター・シートなど社外パーツを選ぶ時はちゃんと目的を考える事が大切です。｜車検・点検・修理のグーネットピット

最近、新規でトラブルを抱えた方が
来る事も増えてきました。

そういった方々の話を聞いたり
車を見させてもらうと
店側の言われるがままに
社外パーツを装着している車が
ちょいと多すぎるのかなって思います。

車高調を導入するのに
なにを目的にするのか。

車高が下がればなんでもＯＫなのか、
性能を求めるのか、
音は一切でない事を求めるのか、
車高はどれくらいにするのかなど
いろいろ考える事は大切です。

純正形状よりも車高調が上？
全長調整式なのかネジ式なのか、
必ずしも全長調整式が上じゃないです。

取説の規定トルクをかけたら
ボルトが伸び始めるなんてのは
本来であれば論外ですが
車高が落ちればＯＫって事なら
目的は達成してますね。

シート交換するなら
セミバケなのかフルバケなのか。

街乗り＝セミバケじゃないです。
シートになにを求めるのかですね。

レカロ？ブリッド？？？
シートレールはなにを選択するのか、
これらすべて使用用途や
車の仕様、
最終的にどういった使い方や
仕様を目指すのか、
こういった事を考えながら選ぶのは
将来的に無駄になる事も減りますし、
選択の途中で
自分自身の知識にもなります。

追加メーターを装着する場合も
製品選びはもちろんですが
メーターになにを
求めるのかってのも大切です。

エンジンコンディションの把握、
メーターの性能を
しっかりと発揮したいって事であれば
下の写真みたいな設置方法は間違いですね。

２０年くらい前に販売させて頂いた車で
製作はそれ以上前に
別のお店さんで
製作したメーター周りになります。

ただこれがダメって事ではなく
ダッシュボード上に
メーターを置きたくないって事なら
こういった方法も選択肢です。

こっちも同様ですね、

基本はフタを閉じておいて

いざという時には
ワーニングを使用って事で
目的に応じてです。

見たい時はフタを開ければ
即確認出来ます。

メーターをダッシュボード上に
５個６個並べるってのも
そんなにたくさんは
一瞬で判断が出来なくなるので
３個くらいじゃないかなと。

３連メーターってやつですね。

メーター設置した時に
フロントガラスの視界を遮りすぎるのも
本来は良くないです。

でも追加メーターを
強調するのが目的であれば
５連や６連、
目に付きやすいところへ設置するのも
アリになってきます。

このメーターと、

このメーター。

車種・設置位置はまったく同じですが
また違って見えてきます。

どちらが正解じゃなくて
なにを求めるのかですね。

チューニングなんてのは
生活においては無駄な事です。
でも趣味ってのは大切です。

せっかく無駄金つかって
趣味を充実させるのであれば
ひとつひとつちゃんとした選択肢から選んで
自分に合った物を選んでみては
どうでしょうか？

車の知識なんては
最初は誰も無くて当然です。

途中の過程で
正しい知識を付けていけば
それはそれでまた別の楽しさや
仕上がった時の満足感につながると思います。