異音　ウォーターポンプの不具合です！｜車検・点検・修理のグーネットピット

エンジンから聞こえる ザザザザザ・ザザザザザの異音の原因はウォーターポンプの不具合です。聴く人が聴けばジャジャジャジャジャ・・・とも聴き取れて、感じたことのないリズム音です。前回交換された別のお車では、ガラガラガラと異音がしていました。この異音はウォーターポンプの中のベアリングが摩耗して鳴っています。異音とともに水漏れも発生することもあります。ウォーターポンプは、エンジン冷却水をラジエーターに送り出し、循環させる役割をもっています。循環できなくなると温度が下がらなくなりオーバーヒートしてしまいます。

ダイハツ　ムーヴ　
初度検査年月平成26年12月　点検整備時の総走行距離80,200ｋｍ
ウォーターポンプの交換作業の概算お見積書を作成いたしましたので、ご一考のほどよろしくお願いいたします。

・エンジンルーム内・
エンジンルームから撮影しました⇧ウォーターポンプはエンジン内部にある部品です。ベルトを巻き掛けている輪状の滑車がウォーターポンププーリーです。



位置を変えて見てみましょう。

前輪右のホイールハウス内です。⇧矢印部分から中を覗いた上部にウォータポンプが設置されています。この位置⇧から手を入れて交換作業をするんです。

下から覗くと…ウォーターポンプは、ここに位置します。



ウォーターポンプ交換作業を承りました。
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部品が入荷しました。
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ラジエータドレンプラグを緩めて冷却水(クーラント)の抜き取り

⇧
　ウォーターポンププーリを外しました。
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　ウォーターポンプを外します。
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冷却水(クーラント)を循環させるためのポンプです。（右）異音により外したポンプ

ウォータポンプボディ内にはベアリングを介してポンプシャフトが支持されています。　　　　　　　　　　　　　　
　　　　
ウォターポンププーリー　⇦　ポンプシャフト　⇨　インペラ
ポンプシャフトの前部には、ウォータポンププーリーが、後部にはインペラと呼ばれる羽があり、羽が回ることで水の循環を行います。

⇧
　Oリング取り付け
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ウォーターポンプ取付後、トルクレンチで締め付け　24N・ｍ

Vリブベルト取り付け

冷却水(クーラント)を入れ、エンジンを始動してエア抜き作業




ここで、冷却水(クーラント)が冷えるまで待ちます。適切な手順、適切な間隔で作業です。

冷却水(クーラント)が冷えるまで待って注入口いっぱいになるまで注入作業しリザーバータンクの量も確認し作業完了となりました。

ダイハツムーヴ、ウォーターポンプ交換作業でした。

異音は「危険」の合図です。
点検承ります!

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