新車試乗レポート
更新日:2018.11.10 / 掲載日:2014.10.24
ボルボ S60 T4 Rデザインプラス 試乗レポート
ボルボ S60 T4 Rデザインプラス 試乗レポート
試乗
【特別仕様車】
発表/平成26年8月19日
ボルボお客様相談室 0120-922-662
文●九島辰也 写真●編集部(2014年8月)
■安全装備を充実させたスポーティなボルボサルーン
ここ数年人気の高いボルボ。昨年はV40の登場で販売台数をグッと伸ばした。ただ忘れていけないのはこの60シリーズ。ということで、その特別仕様車がコレ。人気のT4Rデザインに10種類の先進的安全機能を標準装備させたものだ。そのため名前も“プラス”が付く。
具体的にはあのヒューマンセーフティが搭載される。歩行者や自転車を検知し、衝突の危険が迫ると、自動ブレーキで回避してくれるというものだ。ご承知のとおり人気の高い安全装備である。
■ドライビング/ユーティリティ
Report 九島辰也
ベースとなるT4は1.6L 4気筒の直噴式エンジンにターボを組み合わせたユニットを搭載する。低回転から稼働するターボが排気量以上のパフォーマンスをみせることで知られる。この日も久々のドライビングで、「これで1.6L?」というちょっとした感動を与えてくれた。デュアルクラッチ式の6速ATも反応がよく、思いのほかスポーティに走れるのが楽しい。
それに前述したヒューマンセーフティやら全速度域で前方車を追従するACC、車線逸脱を知らせるレーンディパーチャーウォーニングなどなどが付く。しかも、エクステリアはRデザイン。フロントマスクが少々厳つくなり、“攻め”の雰囲気を漂わせてくれるから文句なし。
さらにいうと、「ポールスターパフォーマンスパッケージ」を無償でインストールできるキャンペーンも行っている。こいつはボルボのオフィシャルレーシングコンストラクター“ポールスター”が開発したロムチューン。最高出力を180馬力から200馬力にスープアップするといったシロモノ。写真のブルーパワーメタリックも合わせ、かなりインパクトある一台といえる。
■インテリア/エクステリア写真[1]
洗練されたスウェディッシュデザインのインテリア。フローティングセンタースタックがボルボのアイデンティティだ。ステアリングは本革巻き。デジタル液晶メーターも装備。
フロントシートバックにはR-DESIGNのロゴの刺繍が入るレザーシートを標準装備する。ヘッドライナーはチャコールカラー、スカッフプレート、ペダル、フロアマットも専用。
■インテリア/エクステリア写真[2]
キャンペーンではポールスターパフォーマンスパッケージングを無償入手できる。パワーとトルクを向上させ約20万円もお得。
専用スポーツサスペンションを装備する。Rデザインならではの5スポークはいつ見てもかっこいい。
LEDポジションランプ付きフロントバンパー、ディフューザー付きリヤバンパー、デュアルスポーツテールパイプ、18インチ専用ホイール云々とスポーティにまとまるクールなエクステリア。
ボルボ S60 T4 Rデザインプラス(6速AT・ギアトロニック)
全長×全幅×全高 | 4635×1865×1480mm |
---|---|
ホイールベース | 2775mm |
トレッド前/後 | 1580/1575mm |
車両重量 | 1540kg |
エンジン | 直4DOHCターボ |
総排気量 | 1595cc |
最高出力 | 180ps/5700rpm |
最大トルク | 24.5kg m/1600-5000rpm |
JC08モード燃費 | 13.6km/L |
サスペンション前 | ストラット |
サスペンション後 | マルチリンク |
ブレーキ前後 | ディスク |
タイヤ前後 | 235/40R18 |