【新車購入】読者の厳選レポート

From京都府

DAIHATSU　ロッキー
G（4WD）
トータル値引き　33.2万円
値引き率　11.7％

トヨタ3社とダイハツ1社！　伏兵参入で「五つ巴」の争い！

　母から「最新の安全装備が付いたクルマに買い替えたい。例のごとくクルマ屋さんをまわって」との依頼で、今回も代理交渉を引き受ける。相談した結果、候補はライズ＆ロッキー。下取りは6年落ちのeKスペース。
　1月3日の初売りから本格的な商談を開始。トヨタ3社とダイハツをまわって「1週間以内に必ず決めます。親が買う気になるような見積もりを一発でお願いします！」と伝える。
　すると、ロッキーが約25万円を提示。「特別な条件なので3日間の期間限定」といわれたが、数日後、我が家に届いたダイレクトメールには「25万円引き」とデカデカと記載。期間限定ってなんやったん？
　私が現在乗っているアルファードを購入したトヨタA店でライズの見積もりを取る。ダイハツとの競合を伝えると、値引きは27万5000円に。下取り額50万円。「これ以上は勘弁してください」とのこと。
　トヨタB店は値引き21万3000円だったが、下取りは30万円。最後に出向いたトヨタC店は「前回負けていますので、今度こそと偉い人の決裁を取ってきました」といって、合計31万円引きを提示。下取りも53万円。「この店で決まりかも……」と思いきや、最後に予想外の展開が待っていた。
　過去に何台も売却したことのある買い取り専門店にeKスペースを査定してもらう。
　担当者は「今回もぜひ買い取らせてください。ところで、うちでも新車を販売しています。とくにロッキーならけっこういけますよ」とのこと。
　そこで、これまでの経過を伝えて見積もりを出してもらうと、車両本体値引きこそ5万1685円と少ないが、メーカーオプション／付属品（合計61万7385円）から28万円引き！　下取り額はなんと60万7000円！　これで支払い総額はトヨタC店より20万円以上安くなった。さらに持ち込みレーダーの取り付けや下取り車からの付け替えも工賃無料でやってくれるとのことなので、気持ちよく契約。下取り車は先に引き渡すが、納車まで無料で代車を貸してもらえる。ちなみに、別の買い取り専門店では50~55万円の買い取り値だった。

値引き採点　5
獲得した値引き条件は文句なしの特上クラスです。下取り車の処分の仕方も含めて、採点は最高評価の5としました。ロッキー／ライズは納車まで数か月かかるので、代車を用意してもらって下取り車を“先渡し”すれば、価格的に有利になります。

From和歌山県

NISSAN　デイズ
ハイウェイスターGターボプロパイロットエディション

トータル値引き　23.2万円
値引き率　11.2％

中古車探しを新車の営業に依頼。これって秘策中の秘策です！

　娘が今春就職するので、軽自動車を購入することになった。実は、昨年9月、消費税が上がる前に、大阪のサブディーラーでホンダN-WGNを注文。ところが、納車は1月ということになっていたのに「不具合による生産休止が長引いて納車は5月以降になってしまう」とのこと。これでは娘の就職に間に合わない。あわててN-WGNの注文を取り消して、そのサブディーラーに日産デイズの見積もりを出してもらうと、提示してきた支払い総額は190万円。
　地元の日産A店でもデイズの見積もりを取ると、値引きは12万円で、支払い総額は196万円。サブディーラーの190万円を伝えたが「これ以上は無理」との回答。月刊自家用車の値引き情報に照らし合わせると、買い得感が感じられない。
　そこで、納期に時間がかからないということもあって、中古車の購入を検討。私が昨年、セレナを購入した隣県の日産B店の担当営業マン氏に問い合わせると、デイズの中古車で希望のツートンカラーが2台あることが判明。1台は昨年3月登録のハイウェイスターXプロパイロットエディションで、走行は約3000km。価格は諸費用込みで162万円。もう1台は10月登録のハイウェイスターGターボプロパイロットエディションで、走行は200km。価格は190万円。
　娘と相談した結果、Xタイプに決定。担当の営業さんに伝えると「デイズの新車の購入も検討してみませんか？」。当方が「値段しだいですね」というと、同じXタイプで支払い総額190万円を出してきた。ただし、納期に2か月ほどかかる。就職にはなんとか間に合うが、クルマに慣れておきたいので、迷っていると、
セ「Gターボの新車なら在庫があるので、すぐに納車できます。中古Gターボの支払い総額に5万円プラスの195万円でどうですか？」
　これなら納得！　最終的な条件は車両本体とメーカーオプション6万6000円から16万8240円、付属品31万7488円から6万3498円引きの合計23万1738円。いい買い物ができました。

値引き採点　5
中古車のクルマ選びを付き合いのある新車セールスマンに依頼したのが勝因です。彼らは「新車を売ってナンボ」の職業なので、黙って中古車を紹介するようなことはしません。このケースでも「安くするので新車を！」と売り込んできたわけです。