新車値引き情報
更新日:2020.01.24 / 掲載日:2020.01.24
【新車購入】読者の厳選レポート

シエンタから26.5万円引き!
From兵庫県
TOYOTA シエンタ
Gクエロ(7人)
トータル値引き 26.5万円
値引き率 10.8%
沈黙は金。黙っていたら向こうから安くしてくれた!
初めてのクルマ購入です。
トヨタに出向いてシエンタを試乗。大いに気に入りました。担当者も丁寧な対応で、とても喋りやすい方です。
X「実は、他のトヨタの販売店にも行ってみる予定でしたが、○○さんと商談したら『こちらでお世話になりたい!』という気持ちが強くなりました」
3週間後、2回目の訪問。支払い総額は244万5930円。値引きは20万円強。
X「……うーん……」
予算オーバーのため、少し長めの沈黙。すると、向こうから切り出してきました。
セ「では、端数を切って240万円にします。いかがですか?」
逆算すると、値引きの総額は25万円を超えています。
X「ディーラーオプションはほぼなしで、ローンもなし、下取り車なしという、売る側にとって値引きが難しいと思われる条件の中、頑張っていただいてありがとうございます。ただし、大きな買い物なので、最後に妻と相談させてください」
セ「わかりました。では、私はちょっと席を外します」
夫婦で作戦会議。現金値引きの上乗せは難しそうなので、購入を迷っていた付属品が無料サービスになれば決めようということになりました。
X「ラゲージボード(1万1000円)が付けば購入します」
セ「う~ん……ラゲージボードですか……相談をしてきます」
10分ほどで戻ってきました。
セ「上司の承諾は得られました。ただし条件があります。トヨタのクレジットカードの入会とJAF入会をお願いします」
両方とも1年以内に解約すると費用は発生しないとのことなので了承しました。最終的な条件は車両本体とメーカーオプション19万2500円/付属品4万1580円(ラゲージボードを含む)から26万5030円引きとなっていました。
新車の値引き交渉で大事だと感じたポイントは、1/担当者から嫌われない、2/担当者から購入したいと伝える、3/1回目で契約しない、4/購入条件をしっかり確定しておく、5/金額を提示された際は沈黙によって担当者から反応を起こさせる。
厳しい条件下だったとは思いますが、スムーズで満足のいく交渉ができたと感じています。
値引き採点 4
購入している付属品が少ないのに、値引き率は11%近くになっています。シエンタからこれだけ取れれば文句なしの特上クラスです。ただし、経営の違うトヨタとも実際に商談して競合に持ち込めば、ウルトラCクラスが取れたかもしれません。
N-BOXから26.7万円引き!

From群馬県
HONDA N-BOX
カスタムG・Lターボホンダセンシング(4WD)
トータル値引き 26.7万円
値引き率 12.6%
まさに技のデパート! 高等テク続出 マイチェン直後に26.6万円を奪取!
交通事故に遭い、乗っていたクルマが全損。すぐに新車を購入しなければならない状況となってしまいました。
狙いはN-BOX。近所に経営資本の異なるホンダのディーラーが2社あります。
まずはA店へ。ちょうど9月の決算フェアを開催中で、希望のカスタムG・Lターボ4WDが15万5000円引きで売り出されていました。ただしN-BOXは10月にマイチェンされるとのことで、当該のクルマは旧型の在庫車。「決めてくれれば……」の条件付きで、乗り出し(支払い総額)を205万円にするとのこと。逆算すると値引きは25万円程度。キープをお願いして引き上げました。
続いて、本命と考えているホンダB店に乗り込みます。この店にはマイチェン前の在庫車はなく、新型を対象に見積もりを出してもらいました。
X「実は、4日前に事故に遭ってクルマが全損してしまいました。だから急いで購入しようと思っています。価格さえ合えば、今日、契約しますよ。ほら、この通り印鑑も持ってきています」(バッグから印鑑ケースを出してテーブルに置きました)
セ「わかりました! 少々お待ちください」
いったん奥に引っ込んで、しばらくして戻ってきました。提示してきた見積もりには値引き額が記入されていない。そこで、ダメもとで仕掛けました。
X「さっき行ったホンダA店では『今日、契約してくれれば205万円にする』って言われたけれど、私としてはこちらから買いたいと思っています。なんとかなりませんか?」
セ「う~ん……205万円ですか……ちょっと待ってください。店長に相談してみます」
今度は40分も待たされる。やっぱり新型では無理か……とあきらめかけたら戻ってきました。
セ「今日、契約なら205万円にします! ただし納車は2か月先になりますよ」
X「わかりました。妻から決裁を取って、夕方、来ます」
A店に電話して、マイチェン後の新型を対象に交渉するが、「205万円は無理」とのこと。
夕方、B店にて契約。最終的な条件は車両本体と付属品4万1690円から26万6530円引きとなっていました。
値引き採点 5
本命の店を後回しにして上手に攻めたのが勝因でした。「ハンコ攻撃」や「ダメもと作戦」などの高等テクニックにも注目してください。N-BOXは値引きが緩んでいますが、ここまで取れたら大成功。マイチェン直後にここまで出た例はあまりありません。