新車値引き情報
更新日:2018.11.26 / 掲載日:2018.01.26

【新車購入】読者の厳選レポート(2018年01月)

値引き特報1 NISSAN リーフ

店長曰く「値引きしすぎて
首になるかもしれません」!?


 信号待ちをしていたら追突されて、アイミーブ(平成24年式)がほぼ全損状態に……急遽、買い替えることにしました。
 狙いはリーフ。地の利を生かして地元だけでなく、大阪や奈良にも越境。日産同士の争いにもち込む作戦を採ります。
 まずは買い取り専門店2社にアイミーブを査定してもらうと、事故のダメージと12万kmという走行距離から2000円との回答……しゃあないか。
 大阪に越境。日産A店でプリウスシリーズのプリウスPHVとの競合を伝える。
セ「値引きはできませんが、ご自宅に充電設備を設置するなら10万円まで補助します」
X「我が家はすでに設置済みなんですよ」セ「では、付属品から10万円値引きして、アイミーブも10万円で下取りさせていただきます。決めていただけませんか?」
 態度を保留。
 続いて奈良へ越境。日産B店では「充電設備補助10万円は可能だが、値引きは難しい」とのこと。日産C店でも同様の回答。なんとも渋い。ただし、最後に寄った日産D店では本体値引き5万円/付属品値引き10万円と、まずまずの回答でした。
 地元の日産E店へ。私が乗っているスカイラインを購入したときの担当者はいまや店長さんに出世。若手の営業さんと商談すると、付属品値引き10万円、下取り7万円、支払い総額376万円を提示。そこで「これでは大阪に負けてるから、向こうで買うことになるで。頑張ってな」と言って引き上げる。
 1週間後、再び日産E店。今回は元担当の店長さんも同席。
家内「ここで買いたいのはやまやまやけど、大阪が安かったら大阪で買わなしゃあない」
X「大阪より安くしてくれたらここで買うつもりにしてるんやで」
店長「ほんなら、いくらやったら買ってくれます?」
X「360万円!」
店「無茶です。首になります!」
X「ほな、370万円」
店「決めてもらえるなら本部に掛け合ってみます……(奥に引っ込み、しばらくして戻ってきた)……なんとか決裁がおりました」
 最終的な条件は車両本体から4万8312 円引き、付属品(12万1354円)から10万円引き、下取り9万7200円。これで、我が家はスカイラインと新型リーフで、日産車が2台となりました。

購入データ
FROM京都府
NISSAN
リーフ X
車両本体価格351万3240円
トータル値引き14.8万円/値引き率3.8%

値引き採点 5
X氏が採った「激戦区・大阪を先行させて、地元のなじみの店に揺さぶりをかける」という戦術が見事に功を奏しています。ガードの固い新型リーフから15万円引きなら文句なしの特上クラスです。アイミーブの高取りも含めて、採点は5としました。

値引き特報2 SUZUKI スイフトスポーツ

契約が終了したのは21時11分! 
2時間で5万円+αを稼ぎました!


 地元のスズキA店にて「スイスポ」の見積もりを出してもらうと、車両本体と付属品から17万8000円引き。さらに粘ると、20万4000円引きとなって支払い総額は210万円に。
 帰り道、スズキB店に寄る。A店の条件を伝えると同額になったので、支払い総額200万円を要求すると「そこまではとても出せない」とのこと。
 5日後の日曜日、友達に会うために福岡へ。そのついでに、福岡のスズキとも商談して競合にもち込むことにした。
 スズキC店では支払い総額は208万円となる。上乗せを迫るが「社員割引と同じ条件を出しているので、これ以上はできません」とのこと。
 スズキD店にも寄る。C店の条件を伝えると「無理です。C店で買うことをお勧めします」と白旗をあげてしまった。
 地元のスズキA店に電話。福岡の208万円を伝えると、
セ「うちも同じにします」
X「上乗せはできませんか?」
セ「では、少し時間をください」
 しばらくしてから再びスズキA店に電話すると「207万円にします!」。さらに粘ると、205万円まで下げてきた。
 19時を過ぎたが、もう1店、福岡のE店と商談してみることにした。経過を伝えると、
セ「うちも205万円にします。この場で決めてください!」
X「家族の同意を得ていないので決められません。それに同じ数字なら地元で買います」
 引き上げようとすると、
セ「待ってください! いますぐ契約してくれるなら、203万円にします!」
X「A店も今の感じだと同じくらいにしてくれると思うので、やっぱり地元のA店にします。せめて200万円でお願いします。この値段なら家族も納得すると思うので、この場から連絡して同意を取ります」
セ「うーん…わかりました!」
 これで目標の200万円を達成! 注文書を作成するときになって有料色から無料色に変更したため、2万円減額の198万円で契約しました。最終的な条件は車両本体から27万6000円引き、付属品17万2282円から5万4000円引き。さらに持ち込みのドライブレコーダの取り付け工賃は無料サービス、ガソリン満タンも了承してくれました。


購入データ
FROM佐賀県
SUZUKI
スイフトスポーツ 標準仕様
車両本体価格198万720円
トータル値引き40.7万円/値引き率11.6%

値引き採点 5
佐賀と福岡のスズキをたいへん上手に競合させています。ドラレコの工賃まで含めたら、実質的な値引きは35万円近くになります。新型スイスポからここまで取れたら、文句なしのウルトラC! 車庫証明/納車費用をしっかりカットさせているのも評価します。



提供元:月刊自家用車


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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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