新車値引き情報
更新日:2024.02.05 / 掲載日:2024.01.26

私もX氏 読者の値引き実例 「もう赤字」ホンダ フリードの限界値引きはおいくら!?

その1 フリードから32.4万円引き!

HONDA フリード
ハイブリッドクロスターブラックスタイル(6人)
トータル値引き 32.4万円
値引き率 8.5%
From東京都

「もう赤字です」からのぉ……
店長決裁! 夫婦揃って


 シエンタも検討したが、居住性の良さからフリードに決定。下取り車のヴェゼル(平成31年式)を購入したホンダは2回目で支払い総額243万円を提示。「これ以上やったら赤字です」とのこと。

 妻は「予算は230万円」の一点張りなので買い替えは“あきらめモード”となるが営業さんは“売りたいモード”を継続。「付属品を削っていただければ、なんとかします!」と粘る。そこで付属品と点検パックの期間を削る。

「では、店長の決裁を取ってきます」と奥へ。「やっぱり230は難しいよね」と話していたが、戻ってきて「OKが取れました!」。これには妻も私もびっくり! 注文書には車両本体から20万3985円引き、付属品(75万1035円)から12万円引き、下取り140万円(トヨタは120万円)となっていた。

値引き採点 5
シエンタを先行させて、付き合いのあるホンダを上手に攻略しています。75万円を超える付属品を付けているので獲得した値引き条件だけで評価すると採点は4ですが、高取り分を含めて5としました。


その2 カローラツーリングから31.7万円引き!

TOYOTA カローラツーリング
ハイブリッドW×B
トータル値引き 31.7万円
値引き率 9.3%
From愛知県

トヨタのお膝元で短期決戦!
店長を飛び越して本社決裁!!


 狙いはカローラツーリング。資本の違うトヨタ3店を相手に短期決戦を仕掛ける。

 オプションや諸費用を含めた総額は約360万円。これに対して「320万円にしてもらいたい」と、ちょっと無理な数字をお願いした。

 すると2店が345万円と回答。そこで一発勝負を仕掛けて330万円を提示してきた店と成約。ここはアフターサービス体制などが充実しており、本命と考えていた店であった。注文書には車両本体とメーカーオプション37万9500円/付属品16万5450円から31万6685円引きとなっていた。

 セールスマンは各店とも20歳代の若手。成約したディーラーの担当さんはこちらの要望に「なんとか応えよう!」と精一杯頑張って、最終的に店長さんを飛び越して本社決裁を取りつけてくれた。

値引き採点 4
トヨタ3店に「無理めの条件をぶつけて競合をあおる」という戦術が成功しています。カロツーから合計約32万円引きなら文句なしの特上クラス。値引き率が10%を超えていたら採点は5となりました。


その3 GR86から26.0万円引き!

TOYOTA GR86
RZ(6MT)
トータル値引き 26.0万円
値引き率 7.1%
From千葉県

Z世代より昭和のおじさん!?
“ファイト一発!”で圧勝!!


 スバルで新人営業マンと商談。BRZの値引きは3万円、4年落ち86の下取り額は140万円と予想外に低調。

 マツダでも若手と商談。下取りは180万円を付けてきたが、ロードスターの値引きは10万円でストップ。

 トヨタへ。担当は長い付き合いの“おじさん”営業マン。開口一番「今回で3台目の86となるので駆け引きなしの限界を出します」。提示してきた条件は車両本体から15万円引き、付属品(13万3650円)から10万9670円引き、下取りはなんと200万円!これにて契約成立。

 Z世代の若手は競争心や欲がないのか、交渉がしにくく、のれんに腕押し状態でした。結局「顧客重視」の昭和世代の営業マンの圧勝となりました。なお、下取り車は最終的に買い取り専門店に250万円で売却しました。

値引き採点 4
合計26万円引きなら文句なしの特上です。ただし経営の異なるトヨタと商談して86同士の争いに持ち込めば、もっと違った展開になったかもしれません。ちなみに買い取り額の250万円は破格です。


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内外出版/月刊自家用車

ライタープロフィール

内外出版/月刊自家用車

オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。

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