新型車比較・ライバル車対決 [2022.03.29 UP]

SUVライバル徹底比較【5】CX-5 vs CX-30

人気&注目モデルがガチンコ勝負! 勝つのはどっちだ!?

多くのユーザーが気になる2台のSUVを、
注目ポイントごとに徹底比較。
今、購入するならばどちらを選べばいいのか?
すべてをお教えしましょう。

●解説:川島茂夫

CX-5 VS CX-30

走り自慢のマツダSUV、購入満足度が高いのはどっち?

MAZDA CX-5

最新改良でラフロード性能を強化
 充実のマツダSUVシリーズを代表するミドルSUV。ディーゼルターボも含めた多彩なエンジンラインナップと、ファミリー&レジャー向けにバランスの取れたキャラを売りとしている。デビュー以来、商品改良が積極的に実施されており、昨年の改良では悪路踏破性もテコ入れされた。マツダが得意なオンロード性能の魅力に加えて、ある程度のアウトドア適性も手に入れている。

改良のたびに進化が続いているが、その恩恵はインテリアにも及ぶ。初期モデルと現行モデルを比べると、その違いは明白だ。
ガソリン車、ディーゼルターボ車(写真)が選べるが、低速域から力強いトルクが盛り上がるディーゼルターボ車が人気を集めている。

MAZDA CX-30

居住性と走りのバランスの良さが特徴
 車名を見るとCX-3から発展したモデルを想像するが、マツダ3をベースに新規開発。CX-3より一回り大きな車体が与えられたことで、マツダ車の泣き所であるキャビンスペースの問題も少し改善されている。最新プラットフォームとスカイアクティブXエンジンの採用で、走りのポテンシャルがCX-3から大きく向上していることも強み。実用性とファントゥドライブのバランスの良さが売りだ。

マツダ3譲りとなるモダンシックな印象のインパネデザインを採用。ステッチや金属加飾などを用いることで、上質感の演出も巧み。
マツダのエンジンラインナップとして最上級になる2ℓスカイアクティブX車が選べることもCX-30の特徴の一つ。

ここに注目! 比較ポイント【01】走行性能

両モデルともスポーティな味付け
ツーリング適性に優れる

 マツダ3譲りのオンロード性能が与えられていることがCX-30の強み。緩みない操縦感覚や引き締まった乗り心地は、SUVというよりもスポーティカーの感覚に近い。CX-5も基本的には同系の味付けだが、昨年の商品改良で操縦感覚も乗り心地もマツダ車の中では最も落ち着いた味付けに仕立てられている。ロングドライブでも疲れを感じにくい、コンフォート寄りのキャラが強くなったといってもいい。
 両モデルともパワートレーン設定は多彩。CX-30にはスカイアクティブX車も設定されている。ツーリング性能を重視する向きには、分厚いトルクで扱いやすいディーゼルターボ車がオススメだ。

【CX-5】最新改良でコンフォート寄りに味付けを変更。他メーカーと比べると十分スポーティだが、マツダSUVとしては最も落ち着いた乗り味だ。
【CX-30】マツダ車らしい軽快な走りが持ち味。ファミリーユースで使うには少々硬さも気になるが、スポーティさ優先ならば選んでも損はない。

ここに注目! 比較ポイント【02】キャビン性能&装備

CX-30もCX-5も
キャビンの広さはほどほど

 CX-30のキャビンはCX-3との比較では一回り拡大しているが、それでもCX-5よりも一回りは狭い。そのCX-5にしてもミドルSUVとしては余裕のあるモデルではないので、キャビン容量を重視するユーザーは注意が必要だ。
 利便系の快適装備はパワーリヤゲートは両モデルが採用するが、CX-5はハンズフリー機能まで対応する。運転支援機能は両モデルともCTSを設定しているが、上級グレード限定のCX-30に対してCX-5はベーシックグレード以外は選択が可能。車載ITのマツダコネクトはモニターサイズも含めて、ほぼ同等機能のシステムが採用されている。

【CX-5】CX-5は1サイズ上のミドルSUV。CX-30よりもキャビンの余裕はあるが、他社のミドルSUVほどの余裕は感じられない。
【CX-30】他社のライバルSUVとの比較では、質感はトップレベルだが、ゆとりはほどほど。ただCX-3に比べると後席まわりの余裕は拡大している。

【最終結論】どちらがベストバイ!

CX-30もある程度の実用性を持つが
SUVとしての総合力はCX-5が上

 CX-30はキャビン実用性の向上を主眼のひとつとして開発されているが、それでもコンパクトSUVとしては平均レベル。クーペルックの強いスタイルからして、実情としてはマツダ3のSUVバリエーションといってもいい。
 一方、CX-5はミドルSUVとしては手狭だが、ある程度の荷物を積載できる。アウトドア適性を重視するならば、CX-30よりも適性は上だ。 最新の商品改良で走りの嗜好もレジャー&ツーリング志向にシフトしている。
 SUVにファントゥドライブまで求めるならCX-30は魅力的だが、普段使いの便利さも追求したい場合は、CX-5の方がオススメできる。

内外出版/月刊自家用車

ライタープロフィール

内外出版/月刊自家用車

オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。

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