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更新日:2022.04.01 / 掲載日:2022.04.01
ホンダ HR-Vが2022年レッド・ドット・デザイン賞受賞

ホンダは3月31日、コンパクトSUVの「HR-V(日本名:ヴェゼル)」が、世界的に権威のあるデザイン賞の一つ「レッド・ドット・デザイン賞」のプロダクトデザイン部門において、レッド・ドット賞を受賞したと発表した。
また、今回はHR-Vに加えて、新型スポーツツアラー「NT1100」、中型スクーター「ADV350」(海外専用モデル)、ハンディタイプ発電機「EU32i(日本名:EU26iJ)」も同賞を受賞しており、同社として初めて二輪車・四輪車・パワープロダクツ3領域での同時受賞を果たした。
全席で爽快な視界を実現したスリーク&ロングキャビンを持つ2モーターハイブリッド搭載車
HR-Vは「AMP UP YOUR LIFE(アンプ アップ ユア ライフ)」をグランドコンセプトに、日常生活の質の向上を重視し、アクティブで、新しいものにオープンな人々に向けて、実用性だけでなくプラスアルファの体験価値を提供することを目指して開発されたコンパクトSUV。同社独自のM・M思想(マン・マキシマム/メカ・ミニマム思想)に基づく「センタータンクレイアウト」により、乗る人全てが快適に移動できる、コンパクトSUVのクラス平均を超える広い室内空間(2021年4月時点、Honda調べ)と居心地、多彩なシートアレンジを実現した。
エクステリアは、クーペライクなプロポーションを際立たせながら、全席で爽快な視界を提供する「スリーク&ロングキャビン」を採用。サイドのラインを前後に貫かせた、水平基調のデザインとした。
パワートレーンは、日常シーンのほとんどをモーターで走行し、低燃費で滑らかな走りを実現する2モーターハイブリッドシステム「e:HEV(イーエイチイーブイ)」を搭載し、優れた燃費性能を達成している。
今回の受賞に際し、同社デザインセンター執行役員 センター長の南俊叙氏は「世界的なデザインアワードであるレッド・ドット プロダクトデザイン部門賞を三年連続して受賞することができました。これはHondaが創業より掲げている『技術・アイディア・デザインで人の役に立つ』という想いが、モーターサイクル、オートモービル、パワープロダクツ各商品に溢れていることを理解していただけた結果と考えています。今後もこの想いを忘れず、お客様に“驚きと感動”をお届けできるよう、チャレンジを続けていきます」とコメントを寄せている。
レッド・ドット・デザイン賞について

(同左下)ホンダ ADV350(海外専用モデル)/(同右下)ホンダ EU32i
レッド・ドットは1955年に設立された、世界的に最も権威あるデザインに関する賞の一つ。主催はドイツ・エッセンを拠点とするノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンター。プロダクトデザイン部門は51カテゴリーに分けられ、主に工業製品を対象に、デザインの革新性、機能性、耐久性、人間工学など9つの基準から審査される。
ホンダでは、2001年に「S2000」が“ベスト・オブ・ザ・ベスト2001”に輝いて以来、四輪部門では7モデルが受賞しており、2021年にはJAZZ(日本名:フィット)及びJAZZ CROSSTAR(日本名:フィット クロスター)が部門賞を獲得している。