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更新日:2022.04.01 / 掲載日:2021.12.01
米国マツダ CX-5 改良新型の価格・グレードを発表

米国マツダは現地時間の11月30日、クロスオーバーSUV「CX-5」の改良新型2022年モデルの価格設定とパッケージングを発表した。8グレード構成で、価格帯は25,900ドルから38,650ドルとなる(日本円でおよそ2,937,000円~4,384,000円)。
スカイアクティブG 2.5ターボエンジンを改良、256馬力を発揮
2022年モデルのCX-5のデザインは、新デザインのバンパーとフロントグリルから伸びるシグネチャーウイングを採用。リアはバンパーとテールゲートのデザインを一新し、デュアルテールパイプを大型化するなど、フロントとリアに重点を置いたものになっている。
さらに、シート、ボディ、サスペンションのアップデートにより、ドライビングダイナミクスと乗り心地が進化。6速オートマチックトランスミッションの応答性を向上させ、スムーズな加速を実現したほか、マツダの新世代4WDシステム「i-ACTIV AWD」を全車に標準装備するなど内外に改良が施された。
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CX-5 2.5 S
「CX-5 2.5 S」は、2.5リッター4気筒自然吸気エンジン(気筒休止機能付)のスカイアクティブGを搭載。最高出力187ps、最大トルク186lb-ftを発揮し、マニュアルモードとスポーツモードを備えた6速オートマチックトランスミッションで、効率的なパワートレインを実現。CX-5は、G-ベクタリングコントロールプラスを引き続き全車に搭載するとともに、最新のi-Activ AWDシステムを標準装備。このシステムは重量配分を常に監視し、適切なホイールにパワーをシフトすることで、ドライバーの操作に素早いレスポンスをみせる。
エクステリアデザインのアップデートに加えて、新デザインのグレーメタリック17インチアルミホイールを装着。その他にも、ハイビームコントロール機能付き自動開閉式LEDヘッドライト、リアルーフスポイラー、ルーフマウント式シャークフィンアンテナ、レインセンサー付き自動ワイパーなどを装備する。
車内では、10.25インチのフルカラーセンターディスプレイに最新のマツダコネクトインフォテイメントシステムが搭載され、Apple CarPlayやAndroid Autoにも対応。その他の標準装備としては、プッシュボタンスタート、リモートキーレスエントリーシステム、オーディオ、Bluetooth、クルーズコントロールボタンが取り付けられた本革巻シフター&ステアリングホイール、デュアルフロントUSB入力、4スピーカーサウンドシステム、ブラッククロスシート(運転席6段階、助手席4段階マニュアル調整)、電子パーキングブレーキ、リアビューカメラ、クライメートコントロール、パワードアロック、パワーウィンドウ(ワンタッチオートアップ/ダウン付)などがある。
CX-5 2.5 Sセレクト
「CX-5 2.5 Sセレクトパッケージ」には、オートレベリングヘッドライト、リアプライバシーガラス、デュアルゾーンオートエアコン、ブラックまたはシルクベージュの本革シート、マツダアドバンストキーレスエントリーなど、利便性と快適性を高める装備が追加される。フロントシートには3段階のヒーターを装備。また、6スピーカーサウンドシステム、リアエアコン吹き出し口、リアシートセンターアームレスト、2つのUSBポートなど、どの席の乗員にも快適な仕様となっている。
CX-5 2.5 Sプリファード
「CX-5 2.5 S プリファードパッケージ」では、パワームーンルーフとパワーリアゲートが追加される。インテリアには、ブラックまたはシルクベージュの本革シートを採用し、運転席には8段階、助手席には6段階のパワーアジャスターを装備。また、ホームリンク付自動防眩バックミラーも追加される。
CX-5 2.5 S カーボンエディション
「CX-5 2.5 S カーボンエディション」は、外装色にポリメタルグレーを採用し、内装にはブラックまたはレッドの本革を選択できる唯一のモデルとなる。また、ブラックメタリックの19インチアルミホイールと、グロスブラックのサイドミラーやフロントシグネチャーウィングを装備。本革巻きのステアリングホイールとシフターにはレッドのステッチが施され、グロスブラックのインストルメントパネルとドアトリムのスタイリングが引き立てられている。
CX-5 2.5 S プレミアム
「CX-5 2.5 S プレミアム」には、マツダインテリジェントドライブセレクト(Mi-Drive)を採用。「ノーマル」「オフロード」「スポーツ」モードが搭載され、ワンタッチで最適なドライブモードを選択できる。
CX-5 2.5 S プリファードパッケージをベースに、Bose 10スピーカープレミアムオーディオシステム、パドルシフト、7インチ液晶マルチインフォメーションゲージディスプレイを装備。また、LEDデイタイムランニングライト、コンビネーションテールライト、ブリリアントシルバー仕上げの19インチアルミホイールなどが追加されている。
CX-5 2.5 S プレミアムプラス
「CX-5 2.5 S プレミアムプラスパッケージ」は、フルカラーのフロントガラス投影型アクティブ・ドライビング・ディスプレイ(オプションのマツダ・ナビゲーション・システムを装着すると交通標識認識機能が利用可能)や、ベンチレーテッド・フロントシート、ヒーテッド・ステアリングホイール、3段階ヒーテッド・リアシート、ワイパーデアイサー、自動開閉式ドアミラーが追加される。
CX-5 2.5ターボ
「CX-5 2.5ターボモデル」では、デザインの変更に加えて、スカイアクティブ-G 2.5ターボエンジンの性能を向上。ターボチャージャー付きエンジンは、オクタン価93の燃料を使用した場合、前モデルよりも6馬力アップした256馬力と320lb-ftのトルクを発揮。87オクタンのレギュラー燃料では、227馬力、310lb-ftのトルクを発揮する。
「CX-5 2.5ターボ」は、パフォーマンス志向のユーザー向けにモダンなスタイリングを採用。エクステリアでは、グロスブラックのフロントグリル、シグネチャーウイング、ドアミラー、ロアバンパー、ホイールアーチ、ロッカーモールなど、全体的にスポーティな印象に。さらに、ブラックメタリック仕上げの19インチアルミホイール、リアゲートにはターボバッジを装備する。インテリアは、ブラックまたはベージュの本革シートを採用し、インストルメントパネル、ドアトリム、本革巻ステアリングホイール、シフターにレッドのアクセントとステッチが施される。また、ワイヤレススマートフォン充電器が全車に装備される。
CX-5 2.5ターボ・シグネチャー
「CX-5 2.5ターボ・シグネチャー」では、最上級モデルとしてデザインに変更が加えられている。エクステリアでは、金属部分にボディと同じ統一感のあるカラーを採用し、ブライトシルバー仕上げの19インチアルミホイールと同色のフロントグリル、シグネチャーウイングとのコントラストを強調。また、リアゲートにはシグネチャーバッジが装着され、差別化を図っている。
インテリアには、ブラウンのナッパレザーや木目調などの高級素材を使用。また、随所にブライトシルバー仕上げを採用し、LEDインテリアライティングやアンビエントフットイルミネーションが際立つデザインに。ブラックのヘッドライナーや個性的なステアリングホイールで、洗練されたスタイリングを実現する。このモデルにはマツダ・ナビゲーション・システムが搭載されており、アクティブ・ドライビング・ディスプレイには交通標識認識機能を搭載する。さらに、「360°ビューモニター」や「フロント&リアパーキングセンサー」など、マツダの最新の安全機能「i-Activsense」をフル装備している。