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更新日:2021.08.25 / 掲載日:2021.08.25
「マツダ MX-30 EV」2022年モデル 米国での価格発表 33,470ドルから

マツダMX-30EV 2022年モデル
マツダノースアメリカンオペレーションズは現地時間8月24日、新型「マツダ MX-30 EV」の価格を33,470ドルからと発表した。35.5kWhのリチウムイオン電池を搭載したMX-30は、フル充電での航続距離(EPA推定値)が100マイルで、今年10月にカリフォルニア州のディーラーで発売となる。
MX-30 個性的なデザイン
新しい「ヒューマン・モダン」のコンセプトを体現したMX-30。一般的な電気自動車とは異なり、マツダの特徴であるウィングフロントグリルのバリエーションを採用し、深く彫り込まれたヘッドライトを強調。Dピラーには「Mazda」バッジを新たに採用し、ブラック(標準)とシルバー(上級)の2色を用意。クーペのようなルーフラインを強調するとともに、より立体的な印象を与えるマルチトーンのプレミアムカラーを新たに設定している。MX-30では、ダークグレーのルーフ、シルバーのDピラーバッジ、ポリメタルグレー、セラミックメタリック、ソウルレッドクリスタルのボディカラーを組み合わせた3トーンカラーが設定された。MX-30の特徴である「フリースタイルドア」は、フロントドアを開けるとラッチを使ってリアドアに簡単にアクセスでき、後部座席にも入ることができる機構。
内装にはコルクを使用し、現代性と伝統性を融合。インテリアは、グレーのファブリックでコントラストをつけたピュアホワイトのレザーシート(標準装備)と、ブラックのファブリックでコントラストをつけたヴィンテージブラウンのツートンカラー。どちらのシートにも再生糸が20%使用されている。また、ドアトリムには再生PETボトルを使用し、ドアグリップにはコルクが使われている。
ドライビングエクスペリエンス
さらに向上された「e-スカイアクティブEV」。35.5kWhのリチウムイオン電池を搭載し、前輪駆動の80.9kWの電気モーターは107kW(143馬力)の出力と271Nm(200lb-ft)の最大トルクを発揮する。バッテリーパックは床下にフラットなモジュール式で搭載、薄型の冷却システムを採用することで、低重心の車体を実現した。
MX-30 EVの充電について
自宅での充電はもちろんのこと、公共のレベル2およびレベル3のDC急速充電器を利用して充電が可能。DC50kWの急速充電器(レベル3)で約36分、AC240V/30Aの充電器(レベル2)で約2時間50分、AC120V/15Aの充電器(レベル1)で約13時間40分で80%まで充電することができる*。また、バッテリーには8年または10万マイルの保証が付帯するという。
*一般的な条件下においての数値。一般条件:メーター内の充電状態(SOC)は20%から80%、バッテリー温度は77°F。
「マツダ MX-30 EV」2022年モデル メーカー希望小売価格
MX-30 EV | 33,470ドル |
MX-30 EV w /プレミアムプラスパッケージ | 36,480ドル |
実際の販売価格は販売店が設定する。